実りの秋

kamakura2102007-09-28


 あの暑かった夏はようやく過ぎ去り、着実に秋を迎えているハマイバである。このハマイバのバス停に「破魔射場」の看板があるが、その看板に巻きつき実をつけているのが「あけび」である。実はいくつもなっておりすでにほとんどの実が口をあけている。幸いにも鳥の被害もなく種をびっしり詰めた実がなっている。子供の頃は山に行ってこの実をとってきてはこの果汁を吸ったものだ。何とも言えないわずかな甘みを楽しんだものだ。しかし、今となっては遠く見つめるだけである。東北では郷土料理にこの実を覆っている苦い皮に肉など詰めて食べさせてもらった記憶もある。だが、自分ではこの料理に挑戦する自信がない。
 山のどんぐりや、栗、動物が食べたいだけ実りが多いことを願っている。今はまだ緑に覆われているこの山も、もうすぐ色付きはじめ本格的な秋に突入だ。
 今年の紅葉はどうか。雁ガ腹摺山の頂上ふきんでもまだ色づいてはいないが、、、。それも、もうすぐだと思う。東京から一時間ちょっと、秋のハマイバとその山を楽しみに来てはいかがでしょうか。
 今日の一枚はハマイバの看板に巻きついたアケビです。