音がする雪

あられ


 今日のハマイバは寒い。さっきまでは洗濯物が太陽で眩しかったんだが、何か音がするんで外に出てみたら、これが、驚きである。あられって言うんだろうか、真っ白なかたまりの雪が一斉に降って、あたり一面真っ白になった。下の方を見れば晴れているのに・・・又、山を見ても青い空が見えるのに・・・。なんて気候だろうか。あと明日一日で今年も終わる。静けさの中でじっと明日はくるであろうお客さんを今から待っている。
 今月に入って、13日の朝上野原の住人だという人に「どうしても困っているのでお金を貸して欲しい」との願いを受けて、思案の末貸してやった。その時も「バカじゃないか」って言われるだろうな。って覚悟もしていたが、返済期日に、「明日まで待ってくれ」との電話があった。これも、信じて「明日必ずだよ」って了解した。しかしどうだ、その後はまったく音沙汰が無い。電話をすると、「私は兄だ、おとうとのしたことはしらない」って返事。俺はこの山本孝男って男にだまされた事になる。「へたこいた〜」ってね。今まで幼少から高校生まで回りは悪い人はいなかった。そして、JRでの四十年もこういう悪い人にはめぐり会わなかった。ところが、この商売を決意してこの地にくると、こういう悪い人がいるんだなぁ〜をつくずく感じます。
 私は、今でも人をだますより騙されたほうがいいってお人よし。人間信じるって事は自分が救われる気分になる。今でも、この人が「遅くなって悪かったねぇ〜」などと、チャイムを鳴らすんじゃないかって思っています。でも、いずれは、住所を尋ね、近所にもこんな人が住んでちゃ怖いだろうなって話をしにいかなくちゃっても思います。弟の借金がお金が無いから払えないって逃げるお兄さんもお兄さんって思うけどね。
 まぁ、とにかく、激動の07年だった事には違いない。来年こそは、お客さんがいっぱい来て岩魚釣りを楽しんでいる様な施設になるよう頑張ります。又、人間通し信頼しあえる関係が一人でも出来ればいいって思ってます。
 今日の一枚は、音がする雪(あられ)の写真です。