明日解禁

横断パイプ


 この5ヶ月は長かった。昨年までは感じたことは少なかった。それと言うのも何年も何年も禁漁期間はこう過ごすってのが有ったから待ち遠しいとは思ったがこれほどではなかった。この大月に来て収入も無く働くことも無くただただこの解禁を待つ生活は、はじめてだったから。今日は天候も、本来の春って感じで厚手のジャンパーはいらない陽気となった。明日もこんくらい暖かくなってくれればいいが。このくらい暖かいと行動半径が広がる、朝食事した時にコタツのスイッチを入れただけで後は暖房は使ってない。でも、油断は禁物、夜は水道の蛇口は用心で水を出しっぱなしにしとかなくっちゃね。
 三寒四温、まだまだ気は抜けない。
 今日は、昨日完成した別の沢からの水引き施設の手直しから作業を開始した。自分の理想とはちょっと違ったからだ。自分ひとりで、やれる作業で自分の納得いくまでやらなくっちゃ落ち着かないのだ。取り入れ口の改修、そして、真木川本流を横切るパイプのたるみも気になる。ワイヤーにはしごをかけてやる作業はハシゴがすべりはしないか不安でしょうがなかった。こんな、作業で怪我でもしたらみんなの笑いものになっちゃうもんね。慎重に、慎重に。
 今日の一枚は、その真木川を横断するパイプの写真です。