台風5号の後始末

給水施設の修理


 昨日午前中は、僕の子どもたちも来て、太陽の下で芋ほりをしたり、川で水遊びをしたり。ところが午後になった途端、今までの天気がうそのようにドシャ降り。こんなに降るのなら、岩魚池への給水施設は陸に上げとけば良かったのに〜今からでも遅くないかと川を見たら、もう濁流。とても川に入ることなどできない状態に。「こんな雨の中、給水施設がどうのと出かけ、流されでもしたらみんなの笑いものだ」と、もう流されても仕方がないやと覚悟を決めた。そして、シャワーの水が出ないのも直したが今朝になったら、下の息子さんが「鎌倉さん、山の水も止まってしまいましたね」と。そして、給水施設の水もストップ。きっと施設そのものが流されたのだろうと。さて、今日はどの作業からすればいいか。当面、お風呂場の水が出なければ、市の水道を使うことになるので、まだ営業をしてる間は、天然水のお風呂に入ってもらいたいし、一番は山の水を直すことだなと。今日は下の息子さんたちも仕事が休みとの事。そしたら、自分一人で行こうと思っていたら、フミちゃんが「どうなってるか分からないし、どんなことが起きるかも不安だから、下の息子さんに頼んでみるわ」と。一番心配したのは、土砂が給水施設を埋めて止まったのではといろんなことを想定し、ツルハシやら手かじり、そしてペンチなどなど担いでいざ。そして現地に到着。そしたら、給水施設のタンクから水が溢れていた。と言う事は、その泥を取り除けば、もう修理が終わる。それでも山道を必死に登っての作業は、汗が噴き出て、着ているものはびっしょり。これは一風呂浴びるか。その作業の帰り道、岩魚池への給水施設を見たら、ホースは外れてはいるが、どうも流された部分は少しなので、これは何とか直せるかと。そして、もう一か所の、沢の水の点検に。これはすぐに直るだろうと思っていたら、沢の水が崖崩れがあったのか、他の方向に流れ、給水できない状態に。給水施設のパイプが水面よりずいぶん上になっていて、川の流れそのものを変えなければ直しようもない。この部分は諦めるかと。そんな事を考えながら、お昼ご飯を食べ、本流の方の給水施設の修理にフミちゃん共々行くことに。増水してる川はとっても危険。慎重には慎重を。そんな作業光景が今日の一枚です。それにしても、今回の台風は山梨県でも特にこの大月市がテレビで報道され、何人もの方から、お電話もいただきましたが、水関係の被害はありましたが、人的被害はゼロ。ただ、大月市のいたるところで崖崩れもあり、交通は多少支障はきたしてはいますが・・。