ついに完成

凍った真木川


 一昨日から実行に移した別の沢からの岩魚池への給水施設がようやく完成し、ポンプでの給水は中止することが出来た。約一ヶ月凍結によるパイプでの給水が出来ず、一ヶ月間やく五千円の電気代が節約できる。この岩魚を仕入れたとき良く他の人から「これ、一匹いくらで仕入れたの?」って聞かれたが、今日までこの岩魚を生かしておくには、餌をやり、給水をストップさせないように気を配り、毎日給水施設を点検に行き、風が吹けば木の葉っぱの除去、台風で給水施設を壊されれば修理し、水がストップすればポンプを使い、とても一匹いくらなんて言われても収入は少ない。この商売は誰もが手を出さない訳だ。だって、儲けましょう、なんて考えたら高くなってお客さんがこなくなちゃうもんね。厳しい現実だ。
 さて、話は待ちに待った解禁が明日一日過ごせばやってくる。今日はその解禁に向けて餌を買いに行って来た。この大月には釣り道具やさんは一箇所しかない。そこもそんなに大きくなく、個人商店だ。他にも何件か餌を扱っていた店もあった様だが生き餌はお客さんの需要が無ければダメになってしまう。この大月につりに来るお客さんは大体東京で餌も含め準備してくるので地元では売れないのだ。地元の人は魚屋でイクラを買うか、川虫を使うので需要がないらしい。私は今まで東京から餌を含め準備しつりを楽しんでいたのでそのスタイルが崩せないのだ。だから、この釣り道具屋さんはよく利用させてもらっている。長靴の修理も終わり、仕掛けも作った、餌も買った。後は解禁を待つばかりだ。
 さて今日の一枚ですが、つい最近までこの真木川は表面がこんな風に凍結してましたが、この2,3日でこのハマイバ周辺はとけて解禁を待つばかりの川になってます。この写真は25日の写真です。