におい桜に誘われて

におい桜


 先日、自分の実家の河口湖に所要があっていって来た。ここハマイバと標高こそ100メートルほど高い河口湖だが、品種が違うのか、湖畔のもみじが紅葉しはじめていた。ついこの前までは夏の観光客で込んでいた道路も、いくぶん空いて、そして紅葉が始まってるのには驚きだった。「やっぱ、涼しいって思うハマイバだがこっちのほうが寒いんだなぁ〜」って実感した。
 さて、実家の兄は夫婦で「におい桜」を栽培するのが仕事だ。尋ねた時も、ねえさんとハウスの中で仕事をしていた。所要を清ませ、帰ろうとしたら、きゅうり、なす、ジャガイモ、などなど自分の作っている作物を車いっぱいに持たせてくれた。東京でサラリーマン時代なら「そんなに要らないよぉ〜」とか言って遠慮していたのに今は「これもお客さんに出せる、あれも・・」ってまったく遠慮って言葉を忘れてしまったようだ。そして、表題の「におい桜」も持たせてくれた。今出荷が始まっているから売れば相当するのに。でも、これも遠慮なしに「嬉しい」ってもらってきた。
 この「におい桜」を玄関に置いたが、これが何ともいえないいい香りで部屋の中を包んでくれています。ここハマイバを利用してもらった方にも是非いい香りを体験してもらいたいっておもってま〜す。
 目覚めは、この香りで。今朝は5時半に起床。早速いつもの朝仕事。今日はこの前来たお客さんがちょいちょい入る場所との事。今度来る前に「釣ちゃおうと」と、しっかり装備を整えて気合を入れて入った。この場所は自分としてはあまり実績がないところで確信はないが「どんなもんだろう」と。釣り始めて15分「んっ、アタリだ」何と27cmのりっぱな岩魚君だった。疑心暗鬼が一気に「これは」って感じに。だが、やっぱり当初の予想通り、大物は出なかった。しかも、昨日の足跡がくっきり。上がったのは7時半。釣果はその岩魚とヤマメが2匹だった。
 昨日書いたとおり、今日は街道沿いに何台も他県ナンバーの車が停車していた。渓流釣りシーズンは後少し。岩魚君とヤマメ君がまってますよ〜ぉ。
 今日の一枚は、お兄ちゃんが丹精込めて栽培してる「におい桜」です。