穏やかな一日

秋間近の旅館と青空


 今日で3日目か、ハマイバは雲一つない晴天だ。先日は、ミーンミーンと蝉が行く夏を惜しむかの様に泣いていたが、何故だか今日は、蝉の音もしない。ただただ真木川の流れる音ばかりだ。その水も透明度抜群。本当に透き通って砂が太陽に照らされて金色にピカピカと輝いている。これから本格的な秋を迎える前の、この穏やかな一日をのんびりと楽しむように時間を過ごす事の幸せを感じながら・・・・・。本格的な秋の到来は紅葉もあるが、落ち葉もある。すでに岩魚池に引き込んである水源地のパイプは流れが悪いので点検に行ったら枯れ葉としいの実が詰まっていた。台風シーズンは水取り施設が壊されたり、水が濁ったりで悪戦苦闘。今度は次から次に流れてくる枯れ葉との戦いである。生き物を飼う事の大変さはやった事が無ければ分からない。一つ一つ苦難にぶつかり、そして解決策を見出し次に教訓化する。毎日が勉強である。
 今日のお客さんは、常連さんで、今日は娘さんを連れて泊まりに来てくれる事になっている。その娘さんが今日は学校で、しかも、部活が終わった後こっちに向かうとの連絡が入った。しかも、今回は釣り道具をあれこれ東京から買ってきてもらっているので、大月到着に合わせて「お迎え」だ。本来なら大月に下りていくにもガソリン代もバカにならないので、お迎えはしていないのだが、自分の荷物が有るんじゃぁ迎えに行かなきゃバチが当たる。
 明日は早くから娘が寝てる間に岩魚釣りに挑戦する計画らしいが、この条件じゃぁ難しいだろうなぁ〜。
 今日の一枚は、秋間近の旅館と青空です