実りの秋

あけび


 今日は連休のなか日。天気がいまひとつはっきりしない。昨日は岩魚釣りのお客さんもいて、てんやわんやの忙しさだったが、一転、今日は、今夜お泊りのお客さんがくるまでダラ〜ってしている時間だ。今、お手伝いさんから「おいしいコーヒー入りましたよぉ〜」って声が掛かった。この時間がなんともいえない時間だ。これが平日なら、「それじゃ、ちょっと釣りにでも行って来るか」って時間でも有る。だが今日はこの川にも引切り無しに車が登ってく。この林道は貫通できないので帰ってくるしかないのだが・・。だから、きっと釣りだろうと考えるのだ。遠くからのお客さん優先だよね。
 昨日、「ハマイババス停」に行ったら、実りの秋らしく、「あけび」が熟れていた。昨日のお客さんは子供の頃山育ちで、こういう山の幸を食べていたらしい。「一つとっていいですか?」ということで一個だけね。って食べさせた。
 私も、そういう青春時代を過ごしたので共感したし、ついこの前まで「暑い夏」だったのにもう本格的な秋がそこまでやってきてるんだなぁ〜って実感した。
 昨夜は、孫と庭に出て、座り込んで月を眺めた。「けっこう早く動いてるんだよ」って、二人でジーっとながめていた。もうすぐ十五夜だね。ってお手伝いさんの声。
 今日の一枚は、実りの秋を実感させた「あけび」です。