定例通院日

岩魚池


 今日は、久し振りに目覚まし時計での起床だった。このところ眠れない日が続き、体調も思わしく無かった。だが、今日は一ヶ月に一度の通院日だ。お隣のおばさんのアッシー君を兼ねての病院だ。
 出発前も、食事はいつもの通りきちんと食べて。今日の結果はちょっと悪くなっている程度で心配したほどではなかった。病院の行き帰りはここの施設を売ってくれた家のおばあさんだから僕のことも心配してくれている。普通に考えれば「馬鹿な選択」でと思うが、そこがDVの怖いところ。「だまされた」とか「裏切られた」と見捨てればそれですむ。だが、今までに何度もこんな事を繰り返して、もうすでに周囲にはまともに相談に乗ってくれる人さえいない。現に子供、親戚すべて巻き込み。相手にしてくれない。結果、帰ってはまた長続きせずに元夫もやってはいけないことを「二度としないから」って約束しても関係なくなる。そうすると又出る。結局周囲がDVを理解してないから対処法が間違ってるから全然直らない。私はこの間本気で勉強もし、彼女が「周囲に笑われているがどうしてこうなちゃうんだろう」って首をかしげながら、又同じ事を繰り返すだろうとも予感がしていた。でも、相談に来た時は真剣に「この病気から脱出したいんだ」ってお願いもしてるのだ。その言葉にも嘘はないと思う。彼女の病気は本物で、「自分の病気」を自覚している分だけ救われていると思う。相手は「周囲に笑われている」事は認めていたが自分のDVの自覚は無い。だから厄介なのだ。警察に訴えられようが、自分も相手も病気だと言われても全部許せちゃう。そして、行動に出る。あぁ〜あ。
 今日は、岩魚君とのご対面。元気に泳いでるが池の底に汚れがあった。この間いろいろやってきたが根本的解決策が見当たらない、お金を出して池を作り直せばいいが、予算的に・・・・。そこで、網で少しずつ、すくいだす作業にした。
 今日の一枚は、そんな岩魚池を秋の日差しが照らしてたので屋上から「パチリ」でした。