曇りがち

紅葉


 今日のハマイバは、朝からどんよりとした雲に覆われた一日だった。予定だと、昨日帰ったお客さんのシーツなどを洗濯し、部屋を掃除する予定であった。そこで、太陽は出ていないが、ストーブに火を入れて、まずは、コーヒータイムで予定をたてる。「太陽が出ていなくったって、ストーブが有るじゃぁないか」って、早速予定通り洗濯にとりかかる。近所の知人が「鎌倉さん元気〜」って心配してくれて、訪れてくれた。「今、コーヒーが入ったところです、ストーブも暖かいですのでどうぞ、どうぞ」って招き入れた。「やっぱり、ストーブはいいねぇ〜」とかいって。この人もお手伝いさんが急にやめた事にがっかりの一人。しばし、愚痴を聞いてもらった。ストーブのところでコーヒーを飲んでると、庭に知らない車が駐車した。「なんか御用ですか」「いえ、ここで待ち合わせしてるんです」って。私の土地に平気で駐車しようとしてる。「うちになんか御用ですか」って言われたら「ああ、ここの所有者か」って気づいてもおかしくは無いのに・・。だから、「待ち合わせは自由だが、ここは私の敷地、止めるんなら道路に出てくれ」ってお断りした。私は、今まで「駐車させてもらっていいですか」って人に断ったことが無い。少なくとも、お願いしますってのがルールだろう。まったく礼儀知らずな人たちだ。そうこうしてると又次の車が当たり前のように・・。まったく〜。そうこうしてたら今度は「トイレを貸してください」ってお願いだ。一体この施設をなんと心得ているのだろうか。私しぁボランティアじゃないちゅうの。だが、そこは、女性のお願い、無下に断れず「仕方ないなぁ〜」とか言いながら貸してやった。次から次に駐車させてくれ、トイレを貸してくれって。一体どうすりゃぁいいんだろうか。しかも、昨年も貸してやっても、一年経って又来てこれじゃぁ単なるお人よしか?一円の利益にもなりはしないのだ。
 サイクリングにきた女性は、「有り難うございました、かりんとうでも」って申し出だ。もちろん礼儀を知ってる人からは、気持ちだけで充分「いいですよ、山に行って食べてください」って、かりんとうの差し入れはお断りした。
 そんなこんなの中、自分はマイペースでシーツや枕カバーを洗濯し、ストーブの周りにせっせと干した。
 今日の一枚は、ハマイバ周辺の紅葉です。