渓流釣り閉幕

十五夜


 今日は9月30日。今年3月から始まった渓流釣りも今年は今日で終わりだ。今年は昨年に比べ、魚は少なかった感じだ。昨年の8月と9月の二度の大雨で川は増水し、私の背丈ほどの水でほとんどの魚は流されたのだろう。いくら、隠れようと思っても、その隠れている大きな岩そのものが流されるほどの増水じゃぁ、身を守る事は出来ない。きっと、回復するには一年か二年はかかるだろう。今年は日照りで、川が濁る事も少なかったので、その分、魚は残っただろう。今朝も釣り人と思われる車がひっきりなしに上流を目指す。ただ、台風の関係でテニスコートでゲートが閉められたので、ほとんどの車はそれより下で。このハマイバ周辺にも二台三台と。しかも、夕方まで雨は降らなかったので、条件も悪い中で。私はそんな訳で朝は釣りにはいかず、台風接近に備えて、岩魚池への給水施設を事前に取り外したり。そして、午後二時「今年最後の釣りに行ってくるか」って。フミちゃんは昨日のお客さんは「釣れた魚は全部放してやりましたよ〜」って事を聞いていたので、「今日は大物が釣れたら、また放してやってね、だって、卵を産んで来年その分楽しめるじゃん」だってさ。さすがに午前中車が止まっていた場所に入ったが、魚はなかなか釣れない。やがて、台風の影響で雨も降りだした。そしたら、ぽつりぽつりと。今年も結構楽しませてもらいました。いくつか、ヒヤヒヤする怪我もあったが、振り返れば、大事に至らなくってよかったねって感じ。また、来年の三月解禁が来るのを、ひたすら待つ日々が続きます。台風がようやく接近してきました。そして、川の水も濁流に。もっと早くに降ればよかったのにね。でも、大型の台風。各地に被害をもたらしながら進んでいる様だが、あんまり暴れずに過ぎ去ってもらいたいって願わずにはいられません。今夜は十五夜だそうで、さっき、近所のおばさんが、ススキを取って帰っていったっけ。そのススキが今日の一枚です。