それにしても今日の寒さは異常だ。空はどんより雲って、今にも降り出しそうな天気だ。予報では今夜から、明日にかけて雪になるって事だが、それは間違いない様子だ。散歩に来た部落のおじさんは「今日はスキーに使う手袋をしていても、寒いよ」って。今日は日中でも氷点下の気温だろう。今夜から雪になるんなら、今日のうちに杉の葉っぱを拾ってきておかなければ。一旦雪が降れば一か月は枯れた杉の葉っぱは拾えない。この杉の葉っぱはストーブに火を付ける時欠かせない、火力がある。タダで拾えるものは利用しなくちゃね。その後は薪づくり。この寒さではストーブが大活躍するので。そんな薪づくりを終えて家に入って「あれ〜ぇちはるは？」って聞いたら「あれまぁ〜どこに行ったんでしょう」ってフミちゃん。薪運びを手伝ってもらうのは有難いが、ちはるをちゃんと監視していてくれた方が・・・。それから、家の中。更に外を全部見て回る。呼んでも返事もなければ、鈴の音もしない。困った、困った。約二時間、二人で目を皿の様にして、見つけるが見つからない。もしかしたら、山に登ったんではないかと、ハマちゃんと二人で山に登って探す。大きな声で探したから、村中に響き渡ったらしい。やがて、家の周りを探していたフミちゃんが「ちはるがいたよ〜」って。なんと建物の下のがらくたが仕舞ってある場所にいたらしい。まぁとにかく良かった〜。これで、やっと買い物に出掛けられるねって。そして、スーパーの駐車場で部落の人と会ったら「猫は見つかったの〜、家の方まで聞こえたよ〜」だって。まったく、ちはるって猫はなんと手がかかる猫だ事。もう、カゴに閉じ込めて、動きを封じてやらなければ気が収まらない。困ったもんだ。今日の一枚は拾ってきた、杉の枯葉です。
