価値ある二匹

価値ある二匹


 昨夜お泊りになった、お客さんは、今朝方二匹の釣果を持って、帰って来た。昨日は、残念ながら、釣果を得る事は出来なかっただけに、この二匹は特別価値ある二匹ってところだろうか。昨日は夕食だけ食べて行った人は、朝から頑張って、大きな岩魚を含め大漁節で帰って来た。「こんなに釣っていいんだろうかって思いながら釣りましたよ〜」と。二度目の解禁を充分楽しんだ様だ。ところで今日の一枚ですが、やっぱり昨夜お泊りいただいた方の「価値ある二匹」を載せます。この方は、前は餌釣りで釣果を上げていたが、どうしてもテンカラで釣りたいと、頑固にテンカラを手放さない。「餌釣りならあんなに釣れるんですね〜」と言いつつも。その位一途でなければ、テンカラが上達しないもんね。そして今朝は、ハマイバに戻って朝食を食べて、「これからもうひと頑張りしてきますよ〜」って、出掛けて行ったが後半戦はどうだっただろうか。さて、今日は、またまたお葬式。河口湖の幼馴染が早いがお迎えに来られてしまった。同級生と言えば、僕のお姉ちゃんより早いから、残念で仕方がなかったでしょう。でもこればっかりは、順番が狂うこともしばしば。僕だって、いつお迎えが来るかもしれないし、だからこそ一日一日を充実して生きて行こうと。そうそう、出掛けに、車やバイクの税金を払ってから。そして一路、富士吉田の式場に。ここは先日お姉ちゃんが葬式を上げたところ。こんなに早く、またここに来る事になろうとは。僕の学校は小中学は一クラスで9年間一緒。みんな気心も知れて、仲間が先立つことは本当に淋しい。だから、その同級生がほとんど見送りに。「今度は誰かな〜」などと言ったら「自分の事を棚に上げて」と。皆は、同じ部落で、式が終わったら、部落に帰って偲ぶ会を開くとのお誘いもあったが、僕はその偲ぶ会は欠席させてもらう事に。家に帰れば、お客さんの帰った後の片付けや、今度のお客さんの迎え入れ等々、なかなか忙しいんです。明日はお風呂の桶を軽トラに積んで岩魚の買い付けに行ってくる予定です。事前に電話したら「餌代が高騰してまたまた値段が上がる」と言う。前に民主党政権だった時、ここのおやじさんは「民主党などに任せていたら、餌代が上がってやっていけなくなる」などと言っていたが、むしろ自民党政権の方が何から何まで値上げしてる感じ。そんな話をしたら、息子さんは「そんな事ある訳ない、自民党だって同じだよ」ってさ。このハマイバでは、仕入れが上がっても値上げなど出来ないよね〜。庶民を苦しめてるのは一体誰だ。