台風一過

台風一過の青空


 今回の台風21号はやっぱり記録ずくめの台風だった。瞬間風速が50メートルを超える風って、本当にすごいな〜と。昔、石原裕次郎が風速30メートルが何だ〜って歌っていたが、その倍の風速ですから、家の倒壊がもっとあってもおかしくない状況だった。そして、離れたこの山梨県でも大雨による避難勧告が出されるなど、大荒れとなった。昨日の夕方は屋根に打ち付ける雨の音で、震えるる怖さだった。そして夜になってからの強風。どうか家が飛ばされませんようにと。でも、今ハマイバは谷底なのでそんな強くは吹かないだろうとの予測を覆し、庭には大きな木の枝が折れて飛ばされていた。まぁ事前の岩魚池への給水施設も事前に陸に上げておいたし、フミちゃんが大事にしてる花も倒れないように家の中に入れたり、低いところに置いておいたので、被害は全くなかった。備えあれば憂いなしですよね。ただ、豪雨が屋根にたたきつけられ、朝方見たら、なんと雨漏れした箇所が。もちろん旅館の方ではなく、古い建物だが、今日はその修繕に追われた。瓦屋根の修理なんて、自分の経験ではなかったが、ここはひと踏ん張り頑張るかと。そして今日はフミちゃんはお仕事。そして台風一過の晴天。屋根の上では熱いのなんの。しかも、カラッとしておらずムシムシした熱さは本当に堪える。一か所直せば、あっちもこっちも。相当年数がたってる関係から土台から直す結果に。しかもある材料を駆使して。その土台を交換するには、天井板も外さなくてはならず、仕事は次々に増えていく。結局お昼を食べる時間も惜しんで。低血糖でフラフラする体にはリポビタンだよね。糖分補給をしなくてはと。やっと終わったのは、3時過ぎになっていた。外を見たら、雪かき車で使う車と、乗用車でハマイバ前まで下りてきた。そこで聞いたら、「今日は道路の点検に行ったら、あっちこっちに太い木も含めて何本も道路に木が倒れていて、それを切ったり運んだりしながらようやくここまで来る事が出来ました」との事。そこで、いつもお世話になってるこの方々に、冷えた麦茶をごちそうした。冷たい麦茶は「体が生き返りますよ〜」と。今回の台風は本当に各地に被害をもたらした台風となったんですね。今日の一枚はその台風一過の青空を写真に収めたものです。