サプライズ?

 今日は土曜日。入院して三日目だ。今日も朝から暇な一日。昨日お隣に入院してきた人にはいびきや咳で苦しめられるかなと心配していたが、結果はそれほど寝れなくなるようなことはなくなって、安心して寝れた。しかし、昨夜はびっくりした、夜中にトイレをがしたくなって目が覚める。そして、点滴のコードを暗がりで外して、急いでトイレに。そしたら、先客がいたので他のトイレを探した。昼間は病棟の仕切りを挟んだ外側にトイレがあったのでそこに駆け込んだ。ようやく間に合った〜と。そして病室に入ろうとしたら、ドアが開かない。これは困った。そこでしばらく看護婦さんが通りかかるのを待った。しかし、その保証はない。焦った〜そこで、トイレに駆け込んで非常ボタンを押した。すると看護師さんたちが何事があったと駆けつけてきた。「夜はね〜ここが閉まってしまうので病棟内にあるトイレを自由に使って下さい」と。70を過ぎたジジイがしゅんとして。そんな事があった夜も明け、今日はフミちゃんはこない予定だけどどうしてるかなと電話をした。そしたら「今ハマちゃんとご飯を食べてるよ〜昨夜もハマちゃんはいいこにしてたよ〜」との事。そしてその後朝寝に入った。気がつけばもう10時半だ。デールームに行って電話をかけたら、「あらまぁ〜私は今日は来るはずではなかったけどサプライズで病院に向かってるわ」と。なんとそれはびっくり、だって明日来るって聞いてたから。「今日は何かほしいものある〜」って言うから「そうだな〜モナカかな」と。今日は楽しみに待ってるか。そうこうしてたら「今ついたよ〜」と電話が。今日は休日なので入り口がわからないよ〜と焦っていたっけ。やがて顔を見せて。そして「じゃぁアイスをいただくか」と。そしたらフミちゃん三個買ってきたので冷凍庫に。するとこの病院には冷凍庫はないらしい。そこで今日退院するってお隣のおじさんに「どうぞ食べて下さい」と。そのおじおさん、まさか病院でアイスが食べられるなんて〜と喜んでくれた。その間もお隣のもう一人のおじさんが止まらない咳をゴホンゴホンと。フミちゃんは目を曇らせ「もし病気にさせられたら訴訟もんだよね〜」と。しかも、フミちゃんは小声で言うことがどうも許せないらしい。でも人間生きてく上で思い通りのならない事ってありますよね〜まぁそんな事があったので「ふみちゃんはもう帰りなよ〜」と見送りに行った。すると一緒に来たハマちゃんは大喜びで再会を楽しんだ。「いいこでいたか〜」とね。まぁ気をつけてハマイバに到着できますように。今日の一枚は入院する時ハマちゃんとのお別れ前に畑で自由行動させていたら足元に菜の花が満開。やっぱ甲府は違うな〜のナッパが今日の一枚です。

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