台風も去って

 台風10号も去って、今日は朝から青空になった。この間の大雨で岩魚池への給水がストップしていた。また、山奥から引いているお風呂に使っていた水もストップしていたがこれらの水は結局岩魚池への給水でもあったのだ。そしてこの両方の水がストップしていたので岩魚やヤマメも数匹入ってるこの池に水が流れず、酸素不足で数匹死んでしまっていた。とは言え、この台風が過ぎ去るまでは修理してもまた破壊されるので、この台風10合が過ぎ去るのをひたすら待っていたのだ。そして昨日は沢から引いてる水を回復させた。そして今日は、かなり山の上が水源地になってる場所の修繕に行くことに。なにせこの場所には下の息子さんに言わせれば「親子熊が住んでいますから気をつけて」と。昔はそこに行くには橋もかかっていたが度重なる大水でその橋も破壊されてしまった。当時は犬のハマちゃんも同行していたが、その道もなくなり、ロープを使って谷を越える場所も有るので、ハマちゃんには家で待ってもらって、自分は腰に鈴を付けて槍を片手に。いざ。登りは息を切らしながら約30分の道のりだ。ようやく現地に到着。すると度重なる土砂が給水施設に流れ込み、しかも上をカバーするために太い木を乗せてカバーしていたのだがそんなものまで一気に押し流したのだろう。砂や石をどかして掘っていくとようやくその給水の先端が見えてきた。そして積もり積もった砂利を掃除して開通させた。しかし、ハマイバまで水が開通するまでには時間もかかる。その間今までの土砂などが流れ排水管が垂れ下がったり埋まったりしてるのでそれの修理もしながら。そしてフミちゃんに電話したら「今見たらパイプいっぱいに勢いよく流れてるよ〜」と。「ありがとう、これで作業は終了したので下っていきます」と。そして到着したらやっぱり自分の目で確認しなければ。よしこれで、水路は復活させたぞ〜その作業に行く前フミちゃんに話をしたら「全く自然を利用するってことは大変だね〜」と顔を曇らせながら僕のことを心配してくれた。今まで、この事が胸になんだか刺さる気持ちだったが、昨日今日と二日間で開通させたら胸の仕えが取れたようです。今朝の青空とおんなじです。そして午前中はやる事やったし、フミちゃんも休みで家にいるし「午前中出かけてきてもいいかな〜」と。でも、久しぶりでも有るがついてないな〜と思えたので長居は無用とばかりにすぐに切り上げ。その時間を活用し携帯やさんに立ち寄りスマホの使い方を教わってきた。そしてフミちゃんとお昼を食べてと。フミちゃんは午後から娘さんが教えてる手提げかばんの編み方教室に行ってくるわと。そして残った僕は午前中に回復させた水が勢いよく出るのはいいが、その水を岩魚池に流れるように水路を掃除してと。先程やっと終了。これでしばらくは修理はしなくて済むでしょう。今日の一枚はその水源地周辺の巨木の有る光景です。それにしても今まではそんなに苦労も感じなかった山登りも70歳を越えると本当に無理してんな〜を実感します。

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