子猫救出

 フミちゃんが手術をしてちょうど一週間。今日は術後の検診の日だ。朝8時頃に家を出て東京を目指すと言うので、僕はフミちゃんの娘さんが連れて行ってくれると言うので、その娘さんの家まで送り届けることに。そして、娘さんの家に。すると娘さんの旦那さんが車のボンネットを開けて何やら首を傾げている。「どうしたの〜」って聞いたら「車のエンジンルームに子猫が入っていて出てこなくって困ってるんです」と。昨日はこの子猫はお孫さんの車の車体部分に入って、ようやく出して自分の家に帰ったらしい。そして、今朝旦那さんが仕事に出かけようとしたら、ニャンニャンと鳴き声がするので調べてみたら、自分の車に入っていることが判明。出そうと手を出せば「シャー」と威嚇してくるらしい。さて困ったことだ。車のエンジンをかければ子猫は多分助からない。困った困った。僕が木の棒を拾って出そうと試みるがかえって猫は警戒して奥に奥に。だったら車の中に有る布を出して包んでしまえばと。そんな時フミちゃんが子猫を抱いてるではないか。「どうやって出したの〜」って聞いたら「優しく手を差し伸べおいで〜って言ったら出てきたよ〜」だって。僕の考えは通用しなかったようだ。やっぱり優しく優しくか。その後「この子猫どうする〜」と。家じゃぁちはる一匹で手いっぱい。とてもとても。だからと言って放置するのも可愛そう。昨日からなんにも食べていない様子で「なんか食べるものないかな〜」って聞いたら「刺身の残りが有るわ」と。そしてダンボールに入れて刺身をやったら夢中で食べてるではないか。かわいそうに。そしたら旦那さん「僕の知人で猫が欲しいって人がいるから」と職場にそのまま連れて行った。今日の一枚はそんな子猫の救出劇の一枚です。さて、僕とハマちゃんは家に帰るかと。フミちゃんと娘さんはその後東京の病院を目指したようで。9時ちょっと過ぎに「今着いたよ〜」と。それから、僕はいつフミちゃんから連絡があってもいいようにお昼の下ごしらえを。だって、フミちゃんを連れて行ってもらうんだもの、お昼くらいは準備しておかなくちゃと。そしたら、11時半ころ「いま病院から出たよ〜」との連絡が。僕はなるべく温かい作りたてを食べてもらおうとギリギリまで作るのを待った。それからしばらく。「あれ〜ご飯のスイッチ入れるの忘れてた〜」そしてすぐにフミちゃんに電話。「スイッチ入れ忘れたので一時ころを目指してゆっくり来てね〜」と。そして次の電話「今高速を降りてゆっくり下の道を行くね〜」と。さてその後1時15分を過ぎても連絡なし。おかしいな〜と電話するも全く無反応。娘さんの電話にも。ところがこれまた無反応。なんかあったら大変だ〜とざわついた。その後1時半頃に電話を入れたらフミちゃんの元気な声。よかった〜遅くなったって事故でもなければね〜そして少し遅めのお昼を三人で。今日はご苦労さまです〜

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