台風一過の秋晴れ

 昨日台風16号がかすめるように去っていった。このところぐずついた天気が続いていたが、今朝はその雲も台風が一緒に引き連れて去っていったので、ハマイバの庭から見る真っ青な空は吸い込まれそうな気持ちよさだ。今日が休みのフミちゃんは僕より一足先に起きていて僕が起きてくるのを待っていたようだ。そして、のんびり起きてきた僕が「お腹が空いただろうし、すぐに朝食にしようね」って言ったら「今朝は急がなくてもいいわ、しばらく庭を散歩しましょ」と。台風一過の青空の下、小さな小さな畑に育ったノラボウの葉っぱをおろ抜いておひたしにして食べましょなどと言いながら抜いていたらそこに歩け歩けのお姉さんが顔を見せた。「なにしてんの〜?」と。笑われるような畑で小さな葉っぱを抜いていたら「これだって美味しいよね〜」などと。僕はその横の最後のナスをもいで。そして、カメラを持ち出し、この台風一過の青空を写真に収めなくちゃと。そしたらハマちゃんがついてきて「僕も道路の反対側に行きたいよ〜」とせがむがここは「ちょっとだけ待ってね写真撮ったらすぐに戻るからね」と。そんな台風一過の青空が今日の一枚です。そして今日はパン食で朝ごはん「だって、美味しいコーヒーを飲みたいからね」とフミちゃん。パンで朝食なんて久しぶりだし、ダイエットしてる僕はパンを見るのも怖い。だって、カロリー結構あるからね。でも時たまのパン食は美味しいよね〜。そうそう今日は野菜を多めにね。朝ごはんを食べたらフミちゃんは「久しぶりだから出かけてきていいよ」と言うが僕にはやる仕事がある。今日は北側の建物の窓を全開にして清々しい空気を入れてやらなければ。そして今日は徹底的に掃除をしてきれいにするかと。そして、電気の点検もして。するとこの間今住んでいる建物の灯具が壊れればこの北側の建物から拝借していたので、今日はもとに戻せるものは戻すかと。そんな作業をしていたら、庭でフミちゃんが誰かと話をしている。誰だろうと。するとフミちゃん先程庭で嘘みたいな畑での作業を見て「これを食べるなら家の本格的に作っている畑の大根のおろ抜きを食べてもらおう」とそのお姐さんが持ってきてくれたらしい。二階の窓越しに「ありがとうね〜」と。こんな小さな畑での手作り野菜を二人で必要な分だけ採って食べるってこんなのも楽しいもんですよ〜。秋晴れの下で。

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