あの時は大変だったね〜

 今日は日曜日。今朝も朝寝坊。フミちゃんは「ハマちゃんがトイレにも行きたいと思って〜」と僕より先に目が覚めて、いつものようにストーブに火を入れて。ありがとね〜時計を見たらもう9時だった。相変わらず早起きできないね〜などと言いながら。「じゃぁすぐに朝食にしようね〜」と。今日は天気も悪く、やることもなし。のんびりするか〜と。一方フミちゃんは「南蛮味噌を作ろうかな?」とお勝手に入ってなかなか出てこない。やがて「出来たよ〜味はどうかな〜」などと。午後からは野球ありサッカーありと見るものがいっぱい有るから午前中にやりたいことはやっておくか。そうだ、寝転んでテレビが出来るように台を作ろうか。うんちょうどいいぞ。そして遅めのお昼を食べて。その食事が終わった頃誰か見慣れない車が庭に入ってきたぞ〜。そこで「もう営業はやっていませんから〜」と玄関を開けて運転手さんに。すると「昨年車をパンクさせてお世話になったものです〜」と。「そりゃぁそりゃぁ」「あの後甲府の方にJAFの車で行ったのでどうなったのかな〜って心配してましたよ〜」と。そしたら手土産ぶら下げて。「お礼に来ようと思っていて、ようやく来ました」との事。このハマイバにはいろいろな人が助けを求めてやって来る。だが、なかなかお礼に来た人はまれだ。そもそもが、最近の常識ではお礼に来るなんてことはないと自分に言い聞かせてるので。なので、自分が優しく親切にしたいからしてるだけでと。先日は自転車で転んで大怪我をしてこのハマイバの庭に来てフミちゃんはタオルを惜しみなく使ったり。そして以前には顔色が真っ青な方が倒れ込んできて、救急車を呼んだり手当をしたりと。だが、その後顔を見せることはない。そんなもんなんだよ今の世の中。それなのに、親子で「あの時は助かりました」とお礼に訪ねてくれるなんて。「どうぞどうぞ、わざわざおいでくださいまして」と。聞けば昨年もこの真木川に茸採りに来たときの災難だったらしい。そして今年も茸採りをしながらお礼に行こうと思ってきたとのこと。そしてその採ってきたキノコを見せてくれた「このキノコ珍しいでしょ」と。即座に「これ、コウタケですよね」と。したの息子さんがよく採ってきて頂いていたので分かったんですけどね。そしてしばし。そこで、仲良く昨年も今年もお母さんを連れて親孝行をしてる息子さん。写真一枚撮らせてもらえませんか〜とお願いしてパチリ。その記念写真が今日の一枚です。