小雨降るハマイバ

ハマイバの煙突


 今日は、本当に久し振りのおしめりである。一昨日も降ったのだが、一時的にパ〜っとふっただけで全部地面にしみこむ程度だった。昨夜から降っているこの雨も小雨程度で、川や沢の水が増えるのを期待は出来ない。そんな小雨にけむるハマイバでは薪ストーブは欠かせない。10月にせっせと運んだ薪を灯油をなるべく使わないように燃料にして暖を取っている。
 さて、今日は、朝方、「おはようございます〜」の声。誰かと思ったらこれが知らない人だった。「実は、お願いがあって来ました」との事、中身を聞いてみると「財布を落としてしまって、帰りのガソリン代もない」と言う。さてさて、どうしたものか。もちろん、最初は断った。それはそうだろう、見ず知らずの人が尋ねてきて「お金を貸してくれ」ってんだから。だが、この人は隣の、上野原の人だと言う。免許証もみせてもらって、借用書を書いてもらって、しぶしぶ渡してやることに。上野原と言えば知ってる人もいる。果たして踏み倒しが出来るかどうか。後の事を考えればそうそういい加減なこともできないだろう。と判断したのだが、果たして結果はどうか。世間一般ではこんな考えは「甘ちゃん」と言われるだろう。が、さてさて。
 今日は、元の職場の仲間が私の事が心配でこの後、このハマイバを訪問してくれる事になっている。が、まだ連絡も取れない状況である。早く連絡をして欲しいものだ。
 今日の一枚は、小雨にけむるハマイバの煙突です。