何から何まで値上げ

収穫前のさやえんどう


 今朝は、起きたとき小雨が降って、駐車場がしっとり濡れていた。「今日は窓から新鮮な空気が入れられないなぁ〜」って断念した。そこで塩山の魚を仕入れてるところに岩魚の餌を買いに行く事に。出発してまもなく、この桑西部落を通り抜けたらもう太陽が顔を出してるではないか。「じゃぁ、窓を開けてくれば良かった」って。だが、このハマイバの天気は変わりやすく、一旦ここを出て雨にでも降られたら・・って考えたらもう引き返すことは出来ない。高速道路を使っていくのも大変。節約、節約。国道20号をひたすら笹子峠めざして車を走らせる。途中でガソリン入れてこれがビックリ。7月に又10円上がったという。今は世界的な物価高というが、だとしたら打つ手を考えれば良い事。マネー投資家の好き勝手を許さなくすれば良い事。ただ、指をくわえて見てるだけってんじゃ政治家は辞めてもらいたい。さて、約一時間、釣り場に到着。餌の話をしたトタン。「もうこれで3回目の値上げで、これ以上上がったらこの商売を止めようと思っている、こう値上がりしたんじゃやってけない」って言葉。魚の養殖も大変で、原油が値上がりすればあらゆるものが連動して値上がりする、しかも、餌となる魚は漁師が漁に出れない「ストライキ」だとの事。小魚の値上がりは餌代の値上げに。わたしゃ旅館業と岩魚釣り場経営。これで値上げなんかしたら益々お客さんが遠のく。だから値上げは出来ない。この餌を買いに行くんだってガソリン使ってだから。「こうなりゃガマン比べかな?」って傷口をなめあって帰って来た。どうにかならないもんかねぇ〜。
 今日の一枚は、自営自農でお客さんに食材を提供し、少しでも出費を抑えなきゃって春に植えたさやエンドウです。