秋晴れのこんな日は

障子紙の張替え作業


 今日もハマイバは本当に澄み切った青空が広がった。こんな日は、何かをしなけりゃもったいない。「そうだ、旅館の障子紙の張替えでも」って準備していた。外を見るともくもくと煙が。なんと、近所のおばさんが昨日片付けた木の葉っぱを燃やして焚き火をしてるではないか。今の世の中うっかり焚き火なんてしようものならたちまち警察に通報される世の中だ。だから、「おばさん、木の葉っぱは自分で処理するからいいですよ」って言いにいって来た、すると「朝早くから燃やしたからもうすぐ終わりだよ」だって。確かに助かりはしたが、うっかり出来ないんだよね〜。ホッ。そこでいよいよ障子の張替え。まずは場所を確認して外して運ぶ。次は古い紙をはがす作業だ。水道で紙を濡らし、そして今度ははがす。これがなかなか綺麗に取れずに残ってしまう。今度は丁寧に少しずつきれいにする。お客さんの部屋のだからいい加減な作業は出来ない。丁寧に、丁寧に。次はそれを乾かしてようやくお昼休みだ。これから、乾いたサッシにピーンと貼る作業だ。
 12月もすでに半分、来春には真新しい障子でお迎えしたいんです。
 今日の一枚は、乾燥中のワンショットです。洗濯物と仲良く太陽の日差しを受けていました。