続・野イチゴジャム作り

ジャム作り


 今日のハマイバは梅雨空が戻った感じ。どんよりとした雲が空を覆っている。今日は日曜日だが、真木林道を何台かは車が登っていったが、予想より少ない。やっぱりこの天気じゃぁ仕方がない。今日は日曜日だから釣りをしたいっては思わないし、お客さんがいないこんな日は朝寝坊に限る。とは言っても、何かしなくちゃぁって、「野イチゴ」採りに出掛けてきた。腰には釣りで使うビクを巻き、その中にでっかいキムチの入っていた容器を入れて。準備万端。到着すると、さすがに最盛期は終わって、誰かが採った後らしかった。それでも、上に行ったり下に行ったり、その容器にいっぱいになるまで採ってきた。帰ったら時間を置かずにすぐに水洗い。丁寧に一つ一つゴミなどを取り除いて。そして火にかける。弱火でジックリ、トロトロと。そこに、砂糖を入れる。今日は前回はすっぱいのが気になったので砂糖を多めに。かき混ぜながら水分を飛ばす。保存料など入っていないし、入れるのはただ砂糖だけ。ジックリ、ジックリ。そして、やがてトロトロに。時間と労力の割には出来上がりは少なくなってしまう。だが、大月のこの山の中に越してきて、自然を楽しむ。こんな贅沢があるのだろうか。
 出来上がった、ジャムを自慢するのはいいが、ビンごと上げればすぐになくなってしまう。だから、土地の人にも知らん顔だ。このハマイバを利用してくれる人にそっと味わってもらえばそれで良しと。天気がこんなんじゃぁ、今日は午後からは自分へのご褒美として、いちょう勝負にでも行ってくるか。時にはいいでしょう。町の空気を吸うのも・・・・・。
 今日の一枚は、野イチゴジャムをジックリ煮込んでるところです。