晴れた土曜日

オオバラ


 今日は朝から本当にいい天気だ。近所の人もお孫さんを連れてのお散歩だ。「岩魚見せて貰っていいですか?」もちろん「どうぞ、どうぞ、ついでにまだ餌をやってなかったから岩魚に食事させて」って。餌に群がる岩魚に驚いていた。
 今日は本当に朝から次から次に車が登っていく。なにをしに行くんだろうか。釣りかな、山菜採りかな、はてはて、雁ガ腹摺り山へのハイキングかな。こんな天気に、しかも、列が出来る程の釣り人では魚を釣るのは容易なことではない。そんな悪条件にも関わらず、今日はつりを目的に二人のお客さんがこのハマイバにお泊りになる予定だ。明日はお姉ちゃんとお兄ちゃん家族でワラビ採りに富士山に行く予定だ。だから今夜のお泊りは条件付きだ。それでも釣りにやってくる。こんな悪条件でも仕方がないのだ。それがサラリーマンだよね。私みたいに、条件がいいときだけ、すぐに釣りに行ける。そんな恵まれた条件で釣りが出来ることの幸せさえ感じる。一人のお客さんは12時のバスでご到着。それから急いで支度をしてさっそく僕のバイクにまたがって釣りに出発した。果たして成果を持ち帰ることが出来るのだろうか。もし、釣果を持って来たら「脱帽」の予定だ。「今度は平日に来て、一緒に釣りに行こう」って約束をした。
 今日に一枚は、今が食べごろ。「オオバラ」の天ぷらです。若芽が美味しそうでしょ。