濁流

濁流


 この梅雨に入って九州地方は毎日大雨に降られていると言うのに、この大月は梅雨に入って久し振りの「濁流」になった。それも午前中は雨も降らず「今日も夕方から雨か」などと思っていたら久し振りの大雨が降った。今日は愛車のバイクのガソリンが少なくなっているのでガソリンを入れに下の街まで出かけた。そして帰り道、突然の大雨だ。途中までは「また例によってお湿り程度の雨か」とタカをくくっていたら大粒の雨が前が見えないくらいに降りだした。思わずカッパを取り出して。
 家に帰って川を見ると「笹にごり」それじゃぁ少し糸でもたらしてみるかと支度をする。バイクにまたがり上流に。途中の川を見たら濁流に変わっていた。「それじゃぁもう少し上に行ってみるか」と。ところが雨の勢いは強まるばかり。川も濁流に変わって。それでも釣り糸を垂れるがアタリもまったくなく、すぐに引き返す事に。時には大雨が降らなければ川の汚れも流せない。一方ではついに死者まで出るほどの大雨被害。ふざけた事を言ってると怒鳴られるね。今日の一枚は濁流となった真木川です。