テレビにくぎづけ

テレビに釘づけ


 昨日からテレビの内容は東北太平洋地震の報道一色だ。最初は何十人のなどと報道されていたが、部落がまとめて壊滅状態じゃぁとてもとてもそんなんじゃぁ収まらないと考えていた通りの大惨事だ。まだこれからその実態が報告されていけばさらにはるかに大きい被害となるだろう。地震ってのはある日突然なんの前触れもなくやってくる。今回はさらに津波で追い打ちをかけられた格好だ。災害に遭われた方々には心からの冥福をお祈りしたい。更に今朝早くから電話が鳴った。河口湖の姉からだった。河口湖はこの大月より離れているので被害は少ないと思っていたのだがとんでもない。昨日からは停電して、しかも電話もかからない状態だったとのこと。今の時代ストーブひとつ電気がなければ使えない。お兄ちゃんの所では花を栽培する商売をしてるが、昨日はビニールハウスの暖房も使えず大変だったらしい。お姉ちゃんの所はコンビニをしてるし民宿もしてるが、まずは冷蔵庫が使えない。しかも、コップや茶碗など積んであったものが落ちて「今日はこれから片付けで・・」などと嘆いていた。このハマイバは運がいいと言うか全く被害はなかった。何人かの方から「ハマイバはどうでしたあhてな」って心配のメールや電話もあったがいずれも「無傷でした」って報告していた。
 お昼ちょっと前に登山客が訪れた。「あの〜食事できますか?」聞くと一昨日から山に入りラジオも持たなかったのでこの惨事は知らなかったそうだ。昨日は山を歩いているときに「あれ〜頭がぐらぐらするな〜、もしかしたら調子が悪くなったかな」と思ったぐらいだったとの事。確かに山道には崖崩れのあとも数か所あったとの事。まぁ何事もなく帰ってこれて良かったね。今日の一枚は、ストーブの前で地震の報道をず〜っと釘づけで見てた。そんな一枚です。ハマイバの裏山からは石一個落ちなかったですよ〜。