災難続き

水路掃除


 昨日の日記を書いた後、お客さんがほどなく帰って来た。「上はドシャ降りになったから帰って来たのに、ここは降っていませんね〜」って。「どうだった〜?」って聞いたら「結構釣れましたよ〜」ってニコニコしながら。全部岩魚で、ビクも重たそう。しかも、大物の岩魚君も。「いや〜ぁ、大したもんだ、これだけ釣れればね〜」って。昨日の昼ごろ来て、3時バスではお土産をたっぷり持って帰れるんですから〜。実はこのお客さんには「帰ったら、いま釣ってきた、その上を釣りに行きたいんだけど〜だから、3時バスで帰ってくれる〜」って。まったくもって、なっていないご主人なんです。そのバスを見送る時には、すでに竿を片手に。ほぼバスと同時に山に向かった。そして、目的地に。崖を降りている途中に倒木があって、その上に足をかけて、下りようと思ったら、ツルン。思わぬ落とし穴だった。急激に倒れたので、腕で体を防ごうと。右手は付けたから良かったものの、左手は石の上に親指がバシン。いててててっ。あまりの痛さに、その場でうずくまった。左手の感覚がなく、「これは大事か」その後、襲ってくる震え。とにかく、休むことが一番。幸い頭部などは何ともなかったが。もし、これが頭部でも岩にぶつけていたらと考えただけで、震えが増す。それでも、その傷む手をかばいながらも、竿を出すが、まったくだめ。早々に切り上げる。きっと岩魚の神様が「一日三回も釣りをされたらたまらない」とでも思い、自重をさせる為の戒めだったのだろう。あんまり調子づいてるんじゃぁないぞってね。そして、昨夜からパンパンに晴れ上がった左手の親指をかばいながら、川の様子をながめている一日でした。あの後昨夜は、バケツをひっくり返したような降り。お蔭で水路に詰まった枯葉のお蔭で道路は水浸し。今朝、それを見たフミちゃんは「私が掃除するわ〜」って腕まくり。水路にのめり込むように掃除してたっけ。ご苦労様〜そんな光景が今日の一枚です。「怪我をしてる人は手を出さないで〜」ってさ。それにしても、最近は災難続きだ。調子に乗らず、慎重に生活しなければね。