嵐の前

雨にうたれて


 今日はこれから、爆弾低気圧が接近してくる予報だ。今日は朝からなにやら怪しい空模様。今にも降り出しそうな感じだが、雨はなかなか落ちてこない。渓流釣りをする人から考えれば恵みの雨だが、だからと言って、被害が出るようでは困る。今日は午前中フミちゃんから「タンスを移動して欲しいんだけど〜」って言われていたので、気合を入れて作業に取り掛かる。オッとその前に煙突掃除をしてね。こんな日はストーブを燃やし、のんびりしているに限る。そんなところに救急車のサイレン。「誰が運ばれるんだろう〜」って、少し気になる。ちょっと外に出たら、道路に村中の人達が出てきた。「いったい誰が・・」ってね。この山の中の村ではこの音が谷中に響き渡るんだもんね。昨年フミちゃんが怪我をして救急車を頼んだ時「サイレンはならさないで来てくれませんか」ってお願いしたら、「規則ですから」って一言で却下されましたっけ。さて、話は戻るが、今夜は大雨になるって予報だが、岩魚池に引いてある給水施設は事前に外したほうがいいかどうかフミちゃんに相談。施設を水から上げて避難しておけば、確かに施設への影響はない。しかし、その代替えにポンプを使って、給水しなければならない。そうすればお金もかかる。さてさてどうしたものか。大雨と言っても数時間のがまんだ。施設が流されるほどは降るまい。今回は見送って、様子を見るか。そして、この日記へ載せる今日の一枚はどうするか。それなら桜を撮ってこようと家の中から桜に向かってカメラを向けたら、降ってきました、降ってきました。今日の一枚は「雨に濡れる桜」です。