雪の翌日

降雪の翌日


 昨日の雪で、今朝は早く起きても、何にもする事がないのでと寝ていたら、凍結した道路を除雪車がゴロゴロと激しい音を立てている。その音で起こされ、起きて来ると、除雪車が道路の雪かきをしていた。昨日は橋の向こう側には県道の除雪は行われたが、橋から上は「林道担当が」って事で話が付いていたので、その業者が本当に丁寧に雪かきをしてくれていた。先日県に申し出た事がちゃんと連絡が行っていたらしく、業者はこんな感じでいいですかと。有難い事です。さて、そんな作業を見ながら、お茶を飲んでると、下の息子さんが、今日は休みらしく、ハマちゃんと遊んでくれていたっけ。そしたら、「今日は弟が病院に行く日で休みなんですよ」って。そこで、「こんな道路が凍結してたら危ないので、家の軽トラ使っていいですよ」って言ったら「弟は足をけがしていてあの車では」と。そんな話をしたら、フミちゃんが「こんな時だし、それなら軽自動車を貸して上げれば〜」って。そしたら「それじゃぁお言葉に甘えて」と。下の息子さんたちが出かけた後、「それじゃぁ薪でも作るか」と。しばらくしたら、フミちゃんの姿が見えない。「私、旅館の障子が破れていたので、直そうと思って〜」って。明日は初めてのお客さんが来るのでフミちゃんは緊張気味。お部屋も掃除したし、窓ガラスも拭いて」と。そんな事で、急きょ障子張りを。材料が少ないので、出来るだけね。何も、泊まるお客さんでもないし、そんな障子までやらなくってもね〜「初めてで、しかも下の部落のおばさんたちは興味半分で来るから」って。さて午後は何をしようかと。そしたら、病院から帰って、ハマちゃんを川に連れて行った息子さんが「鎌倉さん岩魚池への給水パイプがつなぎ目が外れてますよ」って。それじゃぁ早速直しに行くかと。手袋をしていたんでは、手袋が濡れるからと、素手で作業を始めたら、ものの数分もしないうちに、指先の感覚が無くなってしまった。慌てて、家に帰りお湯で指先を暖めるが、今度は激痛に。そこで今度は薄手のゴム手袋をして。そしたら、分かったんです。いくら薄くても、ゴム手袋をしてるだけで、指先は冷たくならない事を。そしたら、今度は仕事が楽しくなって「次は旅館の入り口の雪かきもしよう」「次は庭の雪も駐車スペースを作ろう」と。だって全然冷たくならないんだもの。今日の一枚は朝方太陽が出て、昨日降った雪を輝かせていた光景です。