秋祭り

みんなそろって〜


 9月の23日は毎年、この部落のお祭りだ。子供たちは、はっぴ姿で、お神輿を担いで各家庭を「わしょいわしょい」と練り歩く。この部落に越してきて今年で8回目だ。この間に、子供たちは大きくなり、前に見た時に見た子供はもういない。山梨県は人口減で悩んでいるし、この大月市も空き家が多い。でも、この部落ではこれだけの子供たちがいる。小学校も統廃合され、学校に通うのもなかなか大変だ。なんと言っても、仕事がない事。そして、遠くから引っ越してくる若者夫婦は、この通学でも頭を悩める。なかなか過疎対策も大変ですよね。子供たちが少なくなって、年寄りばかりじゃぁ衰退は免れませんもんね。そんな子供たちが、このハマイバ前でわしょいわしょいしてくれるんだもの、ジュースくらいは出さないとね。本当にご苦労さんです。さてそんなお祭りの今日は明日のお客さんの食材の調達に。そしてスーパーのレジで並んでいたら「まったく渋滞がひどく、朝方東京に向かったのに渋滞で、トイレも並び、そして手を洗う所も並ばなければって娘たちが嘆いていたわ」と。今日はシルバーウィークの最終日。高速道路の渋滞も大変です。そんな渋滞を避けて、明日はお泊りのお客さんだ。今日は下の息子さんたちが休みで「キノコを採りに行ってくるね」と出かけ、さっき、そのキノコをぶら下げて、お裾分けに来てくれた。有難い事です。さっそく明日のお客さんには山の恵みを楽しんでもらおうかな〜。そんな祭日の午後、今日はフミちゃんの息子さん夫婦が顔を見に。そしてお孫さんは「今日はモツ煮込みを作りたいので教えて」と材料を揃えてやって来た。「それじゃぁ早速、自分で用意して、作って見ようか〜」と。そして出来上がった、モツ煮込みを息子さん夫婦に味見。「これは旨いね〜、良く出来たじゃん」って褒められ、目を細くしてました。今日の一枚はその、朝方やって来た子供たちです。わしょいわしょい。