紅葉とドライブ

雪をかぶった富士山・大峠より


 今日は久し振りに青空が広がった。朝から上に登る車がひっきりなし。そこで、朝食後「今日は日曜日だし、久し振りに紅葉でも見に行こうか」とフミちゃんを誘った。フミちゃんは二つ返事で「今日は気持ちがいいし、紅葉も上の方は進んでるでしょうね」と。もちろん、ハマちゃんも一緒。このハマイバ近くも、少しづつ色づいてきているがまだまだと言ったところ。そして、上に行くにしたがって、黄色に色づいた葉っぱや真っ赤に染まった葉っぱがちらほら。道路沿いのぶどうの葉っぱなんかも、結構きれいになっていた。朝方は雲一つない天気だったが、登って行くと怪しい雲が張り出した。「もっと上に行けば、きっと青空だぞ」と期待しながら。やがて、雁が腹摺り山の登山口の大峠の駐車場に着いたら、青空が広がった。しかし、富士山には雲が張り出し、あいにくだな〜などと言っていたら、その雲が動いて、雪をかぶった富士山が顔を出した。そこで、慌ててカメラを富士山に向けてシャッターを押す。紅葉も撮りたいが、そうすれば、富士山が見えなくなってしまう。そこでマイナス補正をしてシャッターを押す。まぁ紅葉を取るか富士山を取るか、欲張ってもいけないし。今日の主役は富士山。だから紅葉は暗くなってしまったが。そんな事を言いながら写真を撮ってると、やっぱり、写真を撮りに来たおじさんがいたので、会話をしながら。上から今降りてきた人の言うには「朝方は雲一つなくって、富士山も綺麗でしたよ〜」と。そうですよね〜10時頃行って写真を撮ろうなどとふとどき者には富士山は心を許しませんよね。しかし、わずかの時間顔を見せた富士山を撮ったものが今日の一枚です。山の上は相当紅葉も進んでいるようです。下に降りて来たら、やっぱりまだ紅葉とは言えない色付きでした。もうすぐ本格的な冬がやって来る前の、こんな紅葉見物もなかなかいいものでした。フミちゃんは上に行って車から降りた途端「寒い、寒い」を連発。それじゃぁ長居は無用だ、ハマイバに帰りましょと。