年甲斐もなく

お客さんの釣果


 昨夜お泊りになったお客さんたちは、昨日は夕まづめに釣りに出かけた。「今日はそんなにやらなくってもいいんだ〜だから5時半ごろまでには・・」と出発していった。ところが6時過ぎても帰ってこない、そしてようやく車が見えたのは、もうすぐ7時になろうかって時。「そんなに釣れないだろう」などと思っていたら、二人ともニコニコしながら。「おじさんやりましたよ〜」と。見たら立派な岩魚君を引っ提げて。そのお客さんの釣果が今日の一枚です。そして、以前から「この真木川のほかの川も教えてあげたいな」と話をしてあったので、今回はお泊り頂いて、次の日に早く起きて別の川に行こうって事になっていた。現地には4時半ころには遅くとも着きたいので、「3時おきにしましょう」と提案。だから今朝は3時に起きて、釣りに出かけることに。そしたら、お客さんたちもちゃんと3時に起きて、そして10分もしないうちにハマイバを出発できた。暗闇を出発してすぐに、道路に何か動くものが。なんとシカが4頭道で遊んでいた。車ごと突っ込もうかとも思ったが修理代を考えたら、クラクションで脅かすことに。そして大月まで出て、そこからは山越え谷越えの連続。眠い目をこすりながらの運転で急カーブでは「おとととっ」と。安全、安全で。そして約15年ぶりに到着したその川は、ほぼ僕が思っていた、そのものだった。そして最初の一投。ここでは毎回必ず釣れた場所。「ここには絶対いるよ」と。しかし、竿を曲げることはなかった。この場所でつれなければ、今日の釣りは苦しむぞと覚悟するのと、落胆が入り混じる。こんな事なら、何もこんな遠くに来る必要もなし。お客さんには申し訳なくって、言う言葉も見つからない。この川で、尺に近いヤマメの引きを味合わせたかったのにごめんね〜しかも、竿を出し始めたころから雨が強くなる。これはこれで、条件はよくなったのに、釣果はいまいちだ。めったに使わない、薄手の古いカッパは雨がしみて寒くもなる。今朝の朝食は新緑の中でテーブル広げて食べたかったのだが、この雨だ。まったく今日は思いとは裏腹な状況に。まぁこんな日もありますよね、人生ってもんは。それにしても疲れました。家に帰る途中睡魔に襲われ休憩しながら。そして明日もお客さんだから、その買い物も忘れずにして、到着したのはお昼を過ぎていました。もうすぐ70って歳の人がする行動ではありませんよね。う〜んがっかり。お疲れ〜