ロープを使って

これから


 今日もお客さんはなし。明日、明後日とお客さんの予定なので、今日のうちにできる事を、出来るだけしておこうと。そして朝起きて、猫のちはると、ハマちゃんとで散歩して一日が始まった。そんな時、下の息子さん二人が「今日はさすがに疲れて休みましたよ〜」と庭に出てきた。そして、「昨夜は一晩中イノシシが家の周りをうろうろしてましたよ〜」と。そして、ハマイバのお客さんのお風呂場の近くを指さして「あそこの草の頭をシカが全部食べちゃったですね〜」と。そこは切り立った崖でしかも、崩落防止のネットが敷き詰められてるので、シカが嫌がって、そこは通らないだろうと思っていた場所。これは何とかしなければ。その前に、お買い物もちゃんと済ませておかなければ、明日は日帰りコースのお客さんだから、午前中にお買い物に行く時間がない。だから明後日の分もお買い物だ。そしてその買い物を済ませ、お昼を食べて、「それじゃぁ少し見て来るわ」とその崖を上から点検することに。そしたら、ハマイバの敷地に入りたいが入れないイノシシなどが、その崖の上をほじくりかえしていたっけ。まるで運動場だね。ハマイバの敷地に入れば、犬のハマちゃんが見張ってるので、そのハマちゃんがいけない崖の上は、もうやりたい放題って感じ。そしてシカときたら、歩くのを嫌がってると思っていた金属のネットの上はもう道になっていて、歩きたい放題。そして、そこから、少し下って、草の頭の葉っぱの柔らかいところを全部食べてあったっけ。その崖の上を歩くのには、金属のネットはすべるし、とにかく垂直に近い崖だ。滑ったら一巻の終わりだ。だから、上からロープを張って、安全を確保しながらの作業となる。下を見れば、足がすくむ。冷や汗たらたらの状態だ。真木の街なかにも最近はイノシシやシカ、そしてハクビシンも出るらしいので、このハマイバと違いはない。しかも、こんな山の中だ、敷地に入ってくるのが当然のこと。今後も後出しじゃんけんじゃぁないが、はいられたらまた対策をすればいい事。シカさんまた教えてね〜今日の一枚は、今はほとんどの「山百合」は満開だが、旅館前は日陰で日照時間が少ない精か、まさにこれからって状態だ。そんなこれから咲く「山百合」が今日の一枚です。