台風一過

青空と洗濯


 今朝起きたら、もう雨は上がって、晴天となっていた。フミちゃんはこの青空を見て、「今日こそ洗濯をするぞ〜」と張り切っていた。僕は、お盆前にお客さんが来てからと言うもの、青空を見ることがなく、旅館の窓を全開にして秋のすがすがしい空気を送り込んだ。やがて、一回目の洗濯が終わって「久ちゃん、干すのを手伝って〜」とフミちゃん。もちろん共同作業だ。そしてもうしばらくしたら二回目の洗濯も終わった。そんな時、この光景を今日の一枚にと撮った写真が今日の一枚です。まさに洗濯日和と青空って感じです。それらの作業も終わって、二人で一休みしていたら、いつものお姐さんから電話で「大きいスイカをもらったので、鎌倉さんに切ってもらって、みんなで分けたい」と。しばらくしたら、そのお姐さんが大きいスイカを抱えて、やって来た。そして分けたところで僕の仕事は終わり。その後はおばさんたちのお茶のみが始まるので、僕は少し出かけることに。そしてバイクにまたがり、街を目指す。その途中から太陽が照りつけ、半そでの腕は焦げる感じに。なんというバカげた熱さだ。こんな熱さではとてもじゃぁないがクーラーがなければ大変だと、クーラーが効いているお店に駆け込んだ。しかし、長時間はねばれず、早々に退散することに。よし今日はお弁当でも買って家に帰るかと。そして家に戻ったら、なんとさっきのお姐さん方に別のお姐さんも加わって「お弁当を買ってきて食べてるんだ〜」と。まぁしばらくはお付き合いして、お弁当を食べる時間はいたが、やっぱり僕は話の仲間にはなれず、別の部屋に行って、ゴロゴロと。しかし、今日は気温がぐんぐん上がるので、窓を開けなければ、やっぱり熱い。そうすれば、川の音がうるさくって。それでも、ゴロゴロしてたら、睡魔に襲われ。気が付いたらもうすぐ3時。もう帰っただろうと思ったら、そのお姐さん方はまだいる。まいったな〜そこで、午前中に干した洗濯物を取り込んで、そして次は旅館の布団を取り込んで、窓を閉めて歩く。そしてもう一眠り。気が付いたら、僕の体にタオルケットがかかっていた。「もう帰ったよ〜、風邪をひいても困ると思ってかけといたよ」と。そんな頃なんだか、雨が降ってる感じ。外を見たら、まさに夕立。そうなんですよね〜、気温が上がって、そして夕立ちになって、気温を下げる。これが子供のころに感じていた夏の風景なんだと。