大喜び

日向ぼっこ


 今日ご利用のお客さんたちは、毎月定期的にご利用くださってるお客さんたちだ。今日も何時もの様に9時バスに乗ってやって来た。到着し、すぐにストーブのところに座って、「はい、それぞれお金を出して〜」と。それぞれが、財布に丁度二千円入れてやってくるのだ。そしてその握りしめていたお金を出して「さぁ〜お部屋に行こう」と。みんな慣れたものだ。こっちも、気心が知れてるお客さんだから、お部屋に通せば、昼食づくりまで自由行動。そこで僕は、お風呂に引いてある水路の修繕をするには何は必要かを検討しながら、途中の山まで。そしてついでだから、杉の枯れ葉拾いをして。一度に何袋も拾うのは大変だし、嫌になってしまうので、今日のところは二袋。昨日もそして、今日も天気がいいので、こんな時に拾っておかなければ。そして帰ってきたら11時。そろそろ食事を作るかと。昨日決めたメニューをボードに書き出し、それぞれの担当で取り掛かる。そうすると、「あれも少し出すか」と一品二品と増えていく。このお客さんたちは基本を知ってるし、感謝も忘れないので、ついついサービスしてしまいたくなる。出来上がったのを見たら、予定より皿の数も増えている。まぁ喜んでもらえるならいいかと。その出来上がった食事を持っていったら、たいそう喜んでくれて、そして食べ終わった食器を下げに行ったら、またまた感謝。「こんな足が出るようなことはしなくていいからね」と。いいさ、いいさ、こんなに喜んでくれたら、それが僕らの楽しみだもん。なにも強制されて出してるわけでもなし。とは言っても所詮はこんな民宿。そう高価なものは出せませんがね〜そして今回も「来月は○○日ね」とご予約も。今日は朝から、気温がぐんぐん上がって、気持ちがいい一日になった。空は青空。気温は温かく、お客さんも喜んで。この真夏日に、猫のちはるも庭に出て「日向ぼっこ」をしていたっけ。そんな光景が今日の一枚です。