キャンセル

雪景色


 昨日、フミちゃんは絶不調。花粉症と思われる症状で、一日中ぐずんぐずんと。しかも夜になったら、咳まで出始めて「もしかしたら、これって、風邪の症状かも」って事で「明日は病院に行って見るわ」と、やっと僕の主張を聞き入れてくれた。「これからは僕もフミちゃんの言う事を聞こう」と。そして予報では雪が降るかもって言っていたが、どうやら雨で終わりだねなどと話しながら床に就いた。そして朝になって、僕より少し早めに起きた、フミちゃんがカーテンを開けて「あら〜ぁ雪景色だわ」と。やっぱり予報は当たっていたんだ。そこで起きてすぐに、その雪景色を写真に。そんな雪景色が今日の一枚です。もちろん起きた時に見たのは屋根に積もった雪と山の雪景色。だから、もしかしたら積雪かなどとも思ったが、アスファルトの部分には雪一つ残っていない。これなら、病院に行くのに心配はないぞと。ところがフミちゃんの様子が昨夜と少し変。やがて問い詰めると「私は病院なんかには行かないわ、調子が改善したみたい」と。でも相変わらずの、鼻声と咳。「ダメだよ〜行かなくちゃ」って言ったら「そんなに行きたければ自分だけで行ってくれば〜」と。「だって私は病院が嫌いなんだもん」だって。一度こう言いだしたら、後には引かなくなる。困った性格だ。まぁ病院に予約をしてあるわけでもないので、「キャンセル」って事にはならないが、僕にしてみれば「約束が違うよ〜」だよね。さてそんな事で、今日は急きょ暇に。何しようかな〜特にすることもなし。それなら、今日はハマイバより下流域に釣りに入って見るかと、釣り支度。しかし、どうだ、予想通り全く釣りにならない。川はコケだらけ、昨日期待した雨はお湿り程度。これでは当分釣竿を握るだけばかばかしいって事に。そして帰りの川から、車までは、来た道を帰るのもしゃく。え〜いこのまま最短距離で崖をのぼちゃえ。もうすぐ70のじじいがする事かな〜こんなに釣れなくちゃ、いちいち戻ってなんかいられないよね。そして息を切らしながら車に戻り、支度もせずに家に向かう。その時うっかり、シートベルトをせずに運転。ものの一分もしないうちに上からパトカーが。ヤベェー捕まったかと思ったが、パトカーはそのまま下って行った。良かったーこんなについてない時って往々にして捕まちゃうもんなんですもんね〜気を付けなくちゃ。そして家に帰ったら、フミちゃんが「買い物に連れてって」と。はい、はい分かりました、仰せの通りにいたします。「ハマちゃんも行く〜」そしたら尻尾を振って「いくいく」と。