昨日日帰りのお客さんが帰った後、どうも救急車がこの部落の方に来たらしく、どんなことが有ったのかの電話があったが、このハマイバでは知らないでいた。そしてちょっと買い物にと出かけたら、出発してすぐに、警察と救急車が停まっていて、部落の人たちが見に行っていたっけ。聞けば、釣り人が滑落して死んだらしいと。そう言えば僕もよく釣りに行く場所、怖い話だと自分に言い聞かせていた。そして夜になって、ハマイバに釣りに来ていた人から電話。この前ハマイバに来た人と、一緒に釣りに行っていた人が奥多摩に行き、滑落して死んでしまったとの電話。ショックで呆然とした。このハマイバにもよく来てくれて、色々借りもあって、今度来たとき返さなければなどと考えていた矢先だ。まだ若く、意外と慎重な人だったのに、何でこんなことに。確かに、渓流釣りは楽しい。だが命を懸けるほどの遊びではない。安全第一が基本だと言う事を改めて思い知らされた。さて、そんな今日は連休最終日だが、お客さんもいないしと思っていたら、フミちゃんの息子さんが「お母さん一緒に買い物に行こうよ」とのお誘い。もちろん久しぶりだし行ってきなさいよと送って行った。その帰り道携帯が鳴って「これからイワナ釣り出来ますか？」と。聞けば今河口湖との事。このまま帰れば間に合うなと「お待ちしてます〜」と。そして家に到着して待ってるとほどなくお客さん到着。さっそく釣りをしましょうかと。聞けば渓流釣りに経験はあまり無い様で、岩魚の習性から。そして釣る基本を。まずはお父さんが竿を握った。しかし、掛かっても釣り上げられない。それはそうだ掛かったら何としても一発でと力が入る。大物が掛かればかかるほど、ゆったりした気持ちでと言ったのに。それでも何とか釣り上げ。そして５人家族がそれぞれ一匹づつ釣り上げた。はじめてのイワナ釣り楽しかったかな〜、そしてそのお味はどうだったかな〜。そのお客さんたちは帰った後、今度は若者二人が「岩魚釣り出来ますか〜」と。今日はたまたま家にいたら二組のイワナ釣り。有り難うございました。そして最後は、昨日奥多摩でなくなった方に釣りの指導をした方が「いつも彼が釣りをしてる時にバイクを止めていた場所にお線香をあげに来ました」と。まぁまぁ一緒に彼をしのびましょう。今日の一枚は、午前中初めてのイワナ釣りの挑戦したご家族です。楽しかったでしょうか。
