最後のお客さんか

二人仲良く


 今日はネットを見たと言うお客さん家族がハマイバで岩魚釣りをしようと予約を頂いていた。ただ、台風の影響か朝から小雨が降る状況に「もしかしたら、無理かもしれないね」などとフミちゃんと話をしていた。そしてお昼ちょっと前に「予約していたものですが、雨も大丈夫そうだし、もし、雨なら食事だけでも」と予定通りハマイバに来ると言う。考えてみればこの10年いろんな方が岩魚釣りを体験してきた。そして今月はもう、予約は頂いていないので、もしかしたら、今日のお客さんたちがハマイバイワナ釣りの最後になるかもしれません。となれば少しぐらい雨が降っていても、今日のイワナ釣りはさせたいなと。そんな話をしてたら、もう来た見たい。だって電話をもらって、東京の人と聞けば、車で相当時間はかかるだろうなどと思っていたら、あれまぁもう到着したのかな?と。聞けばそうだと言う。どうぞどうぞ。慌てて岩魚釣りの支度を。ちょっと待っててね〜そう言えば雨も心配だし、急がなくちゃ。そしてさっそく、岩魚釣りのスタートだ。今日のお客さんは実に素直に言う事を聞いてくれる。そして言い聞かせてある岩魚君たちも、よく思い通りエサに食いついてくれる。そしていきなり掛かったのは尺に近い大物。竿をグンニャリ曲げて。長女はどうだと言わんばかり。次は次女だ。この次女も、お姉ちゃんに負けない大物を。三女はまだ小さいが「私もやる〜」と竿を握る。そしたら体に合わせた様なかわいい魚が。次はお父さんだ。やっぱり違うよね〜経験あるんじゃぁないの〜「それじゃぁ最後は私が」とお母さん。そしたら、糸がグ〜ンと引き込まれあっちにこっちに。見るとアマゴだ。わ〜綺麗な魚〜と。これで5匹全員が釣ったので、これでおしまい。次は天ぷらそばだ。「いくつ用意しますか〜」って聞いたら「人数分で〜」と。フミちゃん「食べきれんの〜」って聞いたら「残ったら二人で頂きます」と。食事が終わって、「これから、ひと山越えればブドウ狩りのシーズンですよ」って言ったら「けさ早くに行って、ブドウ狩りしてきたんですよ〜」と。そのは話を聞いて納得「道理で電話をもらってから早いわけだ」今日の一枚は「とったぞ〜」と岩魚を前に記念写真です。この子たちの頭の中に今回の岩魚釣りはどんな風に残るのでしょうか。