お湿り

若葉のハマイバ


 予報だと今日は久しぶりの雨との事だった。しかし、ふたを開けてみたら「お湿り」程度の雨。これでは見えてる魚は依然として動きなし。最近あっちこっちで山火事が発生してるとの報道が。そうなんです、この大月にもこのところまとまった雨が降っておらず、乾燥気味。しかも、真木川の水量も減水気味だ。実は昨夜から、雨が降ったら、朝方釣りに行こうと。そして今朝の目覚めは6時。雨も霧雨程度だし、こんな状態なら行くだけ無駄かと。そんなこんなで7時になった。フミちゃんは起きてこないし、それなら、8時の「ひよっこ」が始まるまで竿を出してくるかと。ハマちゃんにはお留守番を頼んで。そのハマちゃんは、ちゃんと言う事を理解してるのか、僕を追うようなことはしない。「釣ってくるから待っててね〜」と。雨はそれほどでもなかったのだが、朝早かったのが良かったのか、ビクを少し重くして帰って来た。そしたら、もう始まっていた。最近はこの時間が楽しみなんですよね〜もちろんその時間にはフミちゃんも起きていて、ストーブでお部屋を暖かくして待っていてくれたっけ。そして昨日、草餅づくりの師匠のおばさんに「近々もう一回必ずヨモギ採りにつれて来るからね」と約束をしてあった。考えてみれば、明日から日曜日の「ワラビ採りツアー」までお客さんがいるんだっけ。そして月曜日に診察の予約を延期してもらったので、このまま行ったらヨモギが伸びてしまう。そこで今日は午前中には雨も上がり、午後からヨモギ採りに行けるかもねと、さっそく電話をしたら「それは願ってもない話で嬉しいよ〜」と。そして午前中は買い物を済ませ、午後2時に待ち合わせて、昨日同様「ヨモギ採り」に。場所はJRの中央線の線路脇。ここなら自動車も通らないし、最高。そして採り放題。おばさん曰く「私は下手な旅行に連れて行ってもらうより、こんな風にヨモギを採ってる方がよっぽど幸せだわ」と目を細める。そして約二時間。大きめの袋にふたっつ。「今日は最高に採れたわ」と。フミちゃんも、こんな風に時間を過ごすことが大好きな人。良かったね〜フミちゃんは「満足満足」ってね。今日の一枚は先日のハマイバから見た若葉の山を撮ったものです。今の時期、深呼吸すれば気持ちが晴れやかになります。