恵みの雨となるか

テラスから


 梅雨入り宣言の後、雨らしい雨が降らず、今年はこのまま雨なしで終わるのかと思っていた矢先、ようやくと言うか待ちに待ったと言うか、その雨が朝方から降っている。午前中の川はお湿り程度の雨で、濁るどころか、今までと全く変わらない水量で、本当にこの後雨は降るのだろうかと疑心暗鬼でいた。しかし、いくら雨が降ったからと言ってこの程度では、好転したとは言えないので、釣りには出かけず用事を済ませたりしていた。そしてお昼に帰ってきたころ、少し強い雨が降り出したので「フミちゃんやっぱり行ってくるわ」と、日曜日と月曜日にお客さんたちが攻めた川だが、きっと好転してるはずと。そして雨の中支度をして下流域を目指す。そして下の川を見たら、少し濁ってるがこれならいいだろうと降りて行った。そして竿を出すころになったら、水かさも増し、数秒もしないうちに濁流に変わった。それでもせっかく降りてきたんだしと頑張って竿を出すが、アタリは全くなし。そして10分ほど経った頃「もう今日はやめろって事か」と竿を仕舞い車を目指す。ところが、急な坂な上に、雨が強く降り、斜面が滑って登りにくいったらない。でも途中であきらめることも出来ないし、車を目指した。車に戻って、支度をして家を目指す.家に帰るころには出かけるときは濁っていなかった池の水がまっ茶色に。急いで岩魚池の水を地下水に変える。そして家の中から見た真木川はもう濁流。そんな光景が今日の一枚です。この雨をどれだけ待ちわびてる人がいるのだろうか。そうそう渓流釣りだけではなく、アユ釣りファンも待っていた雨だろう。そして希望的にはもう少し降り続いてほしいのだが、予報だともう少しでこの雨も止むとの予報。濁流で、川の汚れも流し、そして農作物にも恵みを。もう少し欲しいな〜と。でも今回の雨で苦しめられてる方々もいると聞けば、そんな贅沢な事は言い過ぎかとね。