最終日も

釣り道具の管理


 今日は、この間毎月ご利用くださってくれたお客さんたちが、日帰りコースでご利用していただいた。まったく有難い事で、このハマイバが閉店することを惜しんでくれた。今まで有り難うね〜今日は目いっぱい楽しんでいって下さいね〜と言ったら「これからはどうすればいいの〜」と。そのお客さんたちが来る少し前にテレビで、新潟市でお年寄りが集まる、お茶会の取り組みが紹介されていた。有る面この間のハマイバの日帰りコースは地域の人にとっての、「お茶会」の場所だったのかもねとフミちゃんと話していた。地域のご老人が、毎日家で誰ともしゃべる事もなく、ただ寝てなさいと言われてたら、生きていくのも嫌になるよね。ご老人たちが仲間と集まり、しゃべって過ごす時間が欲しいよね〜。もうとうの昔に亡くなった自分のお父さんが早くに妻が亡くなって以降、きっと淋しい思いをしたんだろうなと。特に田舎では、女性であればおばあさんであっても、近所の人の目が気になって「やたら女の人としゃべるな」と言われることもあった様で、そんな環境なら生きていても楽しくないよね〜いくつになっても胸をときめかせたって、いいじゃぁないですかね〜まぁそんな話はともかく、田舎のご老人が気楽に楽しめ合える場所があったらいいな〜などと思ってます。そのお客さんたちをお部屋にご案内する前に、談話室に行ったら、この前のお客さんの忘れ物が見つかった。そこでこの忘れ物をどうするか、連絡をしたら、「最終日もう一回ハマイバに行けそうなので、予約いいですか」と。それは願ったりかなったりです。忘れ物は渡せるし、このハマイバを結構愛してご利用くださったお客さんとこの前、「お元気で」と見送りしたばかりなのに、もう一度、しかも、最終日に来て下さるとは、まさにハマイバの最終日にふさわしいのではないかと。本当に有難い事です。今日の一枚は、先日ハマイバをご利用くださって「荷物はあとで取に来ます、乾燥させておいて」とお願いされてた釣り道具を、今日は天気も良かったので、早速干してる光景です。こんな事してくれる宿は他にはありませんよね。でも、このお客さんはこれだけしてもまだ、恩義のある方なんです。しかも、後ろの暖簾を作ってくれた方なんです。お元気で〜