一日がかり

廃材整理


 今日は朝から曇り空。気温もぐっと下がり、冬本番の寒さだ。そんな今日は午前中に、テーブルを解体し、パイプと木片に仕分けし、鉄くずをまとめて軽トラに積んで、廃材屋さんに引き取ってもらおうと。そして早めのお昼を食べて「そんじゃぁ行ってくるね〜」と出発した。そして隣町まで。到着したら、扉が閉まっていて、留守のよう。そこで、携帯に電話をしたら「今日は用事があって、3時半ころには戻ります」と。さて困った、約3時間どう過ごすか。一旦家に戻るって事も考えられるが、行ったり来たりのガソリン代も考えれば、ここはじっと待つか。それなら近くのゲームセンターでしばし運試しでもと。運が良ければ時間は潰せるし、もしかしたらフミちゃんにお土産もなどと都合の良い事が頭をよぎる。そして駐車場に廃材を乗せたまま、しばし。最初はよかったが、運がそう長く続くはずもなく、やがてじり貧に。時計を見たらまだ一時間半だ。まだまだ半分しか。そこで車に乗って、空き家でも探してみるかと、あっちにこっちにドライブしながらきょろきょろと。「あの車怪しいな、荷台には廃材が乗ってるし」と見られたかもしれない。それでも3時半ころと言ったが、3時には来てるかもと行って見る。しかし、相変わらずしまった状態だ。近くのホームセンターでも一回りするか。でも、以前なら、あれもしたいこれもと、材料を買ったり、工具も買ったが、今は終活だ。だから、いまさら買うものもなく。なんと時間を潰すことの大変か。そして約束の3時半に行って見たが、やっぱりいない。そこでまたまた電話。「もうすぐ降りますからちょっと待っててね」と。どうも高速を走ってるらしい。そして時間はもうすぐ4時。ようやくお店の人がやって来た。そして金物を中心に廃材をおろす。そしたら、「お金を払います」だって〜そんな大金ではないが、引き取ってもらうだけでも申し訳ないと思ってるのに、夢にぼたもちとはこの事か。有り難うございます〜待ったかいがありました。そのお金を握って、帰りにはフミちゃんに何かおいしい物でも買って帰るかとも思ったが、きっと首を長くして待ってるだろうから、今日はまっすぐ帰ろう。そして、今度出掛けた時に美味しいものを食べさせようかな。今日の一枚はその廃材を積んで、これから行ってきますの光景です。