やっぱり

冬の真木川


 昨日同様、今日も朝から青空となった。一昨日までお葬式に出て、昨日は仕事に出たフミちゃんは心底疲れたようだ。このハマイバに来てから10年。他の仕事に行くなどと言う事が無かったので、慣れないお勤めは相当きついようだ。昨夜も早く寝て、今日は日曜日で仕事もお休みなので今日はゆっくり寝かせてあげようかなと。静かに起きて、静かにストーブに火を入れて、フミちゃんの起きて来るのを待った。そしたら、8時ころになったら、「ゆうべはなかなか寝付けなくって大変だったわ」と。「でも横になってるだけで、体は休まってるから」と。そして二人で飲む朝のお茶タイム。いいもんです。「今日は何をしようかな、昨日の続きをしようかな」と。そしたら「だって不動産屋さんが、そのままで良いって言ってたじゃぁん」と。「だってこれから、見学に来るお客さんが来た時、ちょっと片づけておくだけで、印象が相当違うし、そもそも、一人でやるから好きにやらして」と。そんな会話があったものの、僕が掃除をしてたら、フミちゃんも手伝いに来ていたっけ。そしてそろそろ終わりかって時に見たら、フミちゃんの姿がなかった。そして終わって家に戻ったら、家の中がコーヒーの香りに包まれていた。「コーヒーできてるから〜」と。そうだよね〜一人で黙々と作業するより、作業が終わったら「ご苦労様〜」と声をかけてもらえる人がいるって、やっぱりいいよね〜そのフミちゃんは明日も仕事。そしたら、「明日仕事に来るとき、街道沿いの人を乗っけてきてくれないかな〜と頼まれたんだ」と。「それなら今日のうちに一回その家のところまで行って、下見しておいた方がいいね」と。コーヒータイムが終わったその足で、その迎えにいく家を下見に行くかと。「今日はフミちゃん運転して〜」と。今日の一枚は、作業が終わった時、枯れ葉などを、捨てに行ったとき、すっかり冬支度が終わった真木川に冬の太陽が照らしていました。そんな光景です。