小旅行

小江戸への旅行


 昨年フミちゃんが「正月は伊豆の方に行きたいね」などと話をしていたが、寒いし、道が混雑することを考えたら、二の足を踏んだ。そして年が明け、箱根駅伝で何時もの正月になってしまった。そしたら、昨日フミちゃんがポツリ。「私は正月山から一歩も出ていないわ」と。そこで今日は急な提案だが、朝「今日は小江戸に行って見ようか」と。最初は手を打って喜んでくれたので、よし行こうかと。そしてしばらくしたら「やっぱり家でのんびりしようかな」と。「ええっ、やっぱり行こうよ〜寒ければ車からでなければいいんだし」と説得。「それなら行こうか」と。そうと決まったら、後戻り出来ない様にすぐに準備を整えて。時計を見たら10時45分。まぁ一時間もすればと高速を飛ばす。中央道、圏央道、そして関越道と。川越に到着したら、予定より5分ほど過ぎた頃に川越ICに。来るまでは初めて、さ〜ぁどう行けばいいのか。こうなれば勘が頼りだ。途中道あるく人に「小江戸はどっちですか?」そしたら「もうここが小江戸です」と。そうだよね川越そのものが小江戸だもんね。でも、すぐに古い街並みの事と察し教えてくれた。そしたら、すぐに到着は出来たが、今度は駐車場が見つからない。左右をキョロキョロしたが、満車の表示。結局だいぶ過ぎて、引き返すことに。だが、やっぱり、駐車するところはなし。結局だいぶ通り過ぎてからようやく一台分の駐車場が。そしたら、フミちゃんは「もう街並みも見たし、もう沢山、見たくもないし帰ろうよ」と。でもせっかく来たんだし、粘りに粘って説得し「じゃぁ行くわ」と。しかし、離れすぎてるし、その場所に到着する前に、再度キレたらこまるし。でも我慢して一緒に目的地まで。いよいよ小江戸と言われる街並みを散策。そしたら、車で通る時にしっかり急須をチエックしてたフミちゃん。「あれをお土産にするんだ」と一目散。そして、前に部落のお姐さんからもらった、お土産も欲しいなと。混雑する街並みを右往左往。片手にはハマちゃんのリールをしっかり握り。今年の正月は小江戸旅行になりました。帰ってきたフミちゃんがいきなり「今日はありがとう楽しかったわ、少しぐずったけど」と。まぁフミちゃんが喜んでくれればそれが一番。「今度は伊豆に行きたいわ」と。よし分かった分かった。今日の一枚はその小江戸の象徴の時の鐘です。