映画鑑賞

シンピジューム


 今日は年に一回の、部落全員による常会が開かれた。この部落はとにかく欠席者が少ない事。みんなが集まり、みんなで決める。基本に沿った会議だ。しかも、この部落の皆さんは、時間には厳しく、大抵時間前には全員が集まる。私はこの部落に越してきて、さっそく役員さんを仰せ付かり、役員さんをした。お蔭ですぐに、部落の人と顔なじみになることも出来た。でも、もしすぐにこのハマイバが売れたら、皆さんとはお別れだとも。その会議も一時間で終了。終わってすぐに家に戻って「フミちゃんすぐに支度をして出かけるよ」と。そうなんです、今日は吉永小百合さんが主演の「北の桜守」って言う映画を見に行こうと。まぁ年代がほぼ同じだと言う事も有り、吉永さんの映画は心打たれます。フミちゃんも同年代で共感します。この映画の予告編を見た時「観に行きたいけど、ハマちゃんを連れてくことは出来ないし」と頭を悩ましていたら、フミちゃんの息子さんが「うちで預かってもいいよ、でも、映画するところで犬を預かってくれるよ」と教えてもらったので、今日は気持ちが晴れての映画鑑賞だ。連れて行ったら「一時間300円です」と。誰かに気を使って預かってもらうなら、この制度が一番。ハマちゃんは生まれてからこの間、誰かに本格的に預かってもらう事はなかったので、心配はした。そして映画が終わって連れに行ったら「啼くわけでもなく、おとなしくリラックスしてましたよ」と言われ、なんだか、嬉しい気持ちに。こんな事ならこれからもどんどん出かけられるねと。久しぶりの映画鑑賞。わざわざお金を出して観に行かなくっても、そのうちテレビで見れるじゃぁん」ってご意見もありましょうが、人生一度きり。時にはそんな事にもお金を使ったり、時間も使ったり。これって、人生を楽しむって事なのではないでしょうか。「私こういう映画好きだわ」って言うフミちゃんの一言。いい時間を過ごしました。今日の一枚はそんな僕たちを猫のちはると一緒に留守番をしていてくれた「シンピジューム」です。綺麗に咲きましたよ。