昨日の台風２０号は、近畿地方を通過するから、この山梨県はそれほど降らないだろうと。そして思案の結果岩魚池への給水施設は陸に上げることなくそのままに。ところが午後になって、急に雨脚が強まり、みるみる川が増水し、濁流となった。引き上げればよかったな〜と思っても後の祭り。ただただ、それ以上降らずに、立ち去ってくれることを祈った。しかし、その願いとは裏腹に、雨はますます強まり、台風とあんなに遠くの山梨県の各地に避難準備が出される始末。この大月だっていろんな地区で避難準備をしろと。こうなったら、給水施設もなる様にしかならない。もし、ホースが流されたら、いまさらホースを買って修理までする気はない。それでも、土砂災害はどうあっても困る。ただただ祈るばかりだ。大月市だって、この部落の事までは把握できないだろうし。そんなこんなで昨夜は不安で不安で、なかなか寝れなかった。そして起き上がったのは５時半。雨も小降りになって、明るくなっていたので、もうこれで一安心だなと。やがてフミちゃんも起きてきたが、ストーブに火を入れたら、寝不足と安心感で、睡魔に襲われそのまま一時間意識を失った。そんなこんなで、何事もなく、この台風２０号は過ぎていきました。ただ、岩魚池への給水パイプからは一滴の水も流れていない。ホースが流されたかなと覚悟をしながら、見に行くと、ホースが折れ曲がってはいるが、石に引っかかってホースが無事だ。これで水が引いたらまた復活できるぞと。お昼を食べた後、テニスコートのゲートがまだ封鎖されてるか見に行ったら、そのゲートも先ほど開いたようだ。そんな台風後の真木川にはもう釣り人が。でも下の方は濁流だし、魚もいないのに頑張ってる。そして３時半ころになって、雨も止んだようだし、釣りに出も久しぶりに出かけるかと。どうせ魚がいないんなら、どんな条件でも釣れないので、フミちゃんには「早々に帰ってくるよ」と言い残し出掛けた。最初はやっぱりダメだな〜と諦めながらの釣り。ところが、いつもなら水も流れていない場所に餌を流したら、目印に変化が。「きた〜」上げるともう少しで尺って大物の岩魚君が。そうかいたんだね〜と気合が入る。前には全く釣れなかった場所からいくつか顔を見せてくれた。フミちゃんには早々になんて言って来ておきながら、時計を見たらもう５時半。もうこれくらいにしようかなと。そんな今日の釣果が今日の一枚です。釣りの結果も「まさか」でした。
