自然の風を受けて

 退院してはじめての夜を過ごした。やっぱり自分の家のお布団で寝ることは最高だ。確かに風が吹けば大きな物音がしたり、強い雨なら怖いときもある。その点病院の中は室温は一緒。物音も病院内だけの音。強い風が吹こうが強い雨がふろうとも、全く感ずることはない。甲府の気温に比べこのハマイバは寒さも厳しいし、ついこの前だって雪も降った。それでも、やっぱり僕は自然の中での生活が大好きだ。僕が入院中は「猫のちはるを外に出して遊んでやるなんて無かったわ」 とフミちゃん。そこで今朝はそのちはるも外に出してしばし遊んであげることに。ところがフミちゃんは「ちはるが一緒だと有酸素運動が出来ないでしょ」と。フミちゃんは手術後先生から説明を受けた時「今後は有酸素運動を心がけてください」と教育を受けていたのだ。そんな事で「今日は運動をするよ〜」と。そんなこんなで午前中は庭の散歩を中心に。その時の頬に当たる心地よい風を受け同時に幸せを感じもしました。もしかしたら、手術の結果ではこんなことも出来なかったのかと。そうこうしてたら今日はやけに車が登っていく。釣りだろうか、キャンプなのか。僕が入院した時の土日の事をフミちゃんに聞いたら「最近は日曜日でも自粛ムードで来ないみたい」と聞いていたが、首都東京の自粛でその隣の山梨に脱出してくる人たちなのか。東京のパチンコ屋さんが自粛要請で店を閉めたら隣の山梨へと。えらい迷惑な話ですよ〜人の移動でコロナが蔓延するから自宅で過ごそうって言ってるのにね〜そんなニュースが流れてる昨今やっぱりというか朝から他県ナンバーの車が次から次に。そこで、一体その人たちがどう過ごしてるのか軽トラで見に行ってこようかと。そしたらほとんどの車が釣りと思われる車。ハマイバから上だけで10台止まってました。今の時期釣りは難しでしょうけど、まぁ東京からの脱出なら自然の中での時間があるだけで目的達成か。でも僕にすればコロナと接触する機会はなるべく少なくしたい。そこで「燻製有りますなんて書いてもし多くのお客さんがきたら困るから看板は外そうかな」ってフミちゃんに言ったら「久ちゃんが入院してる間もお客さんは来なかったし、心配には及びませんよ」と笑われてしまいました。そうそう、昨日は退院してきて、体はだるくフミちゃんもどっと疲れて寝てたらフミちゃんの娘さんが「なんか買っていこうか〜」って電話。ついついその話に乗ってしまい、後で考えたらえらく迷惑をかけたな〜と反省してました。その時「鎌倉さんが手術を受けてる時に病院に行ってあたふたとしてた母さんを見てついつい写真に撮ったものがあるのでメールで送るね」と。その時のそんな不安が母の背中を見て感じた写真なので日記に乗せて〜と。そんな写真が今日の一枚です。フミちゃん心配かけた分これから頑張るからね〜今後ともよろしく〜

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