渇水

 今日は日曜日。フミちゃんもいるし、ハマちゃんを見ていてもらって、山から引いてる水が少なくなってるので点検に行ってくるかと。今朝は日曜日ってことも有ってのんびりした朝を迎え。朝食が終わったのは9時バスが来てからだ。その食事が終わったので「じゃぁ行ってくるわ」と軽トラに乗っていつものようにやりを杖代わりにして。前はこの坂道を登るのに何度か休みながらでなければ登れなかったが、今日は体調がいいのか、水源地まで一気に登った。その水源地に向かう時川を見たらなんと水が流れていないではないか。このところ雨が降らないので、流れる水さえ無い状態のようだ。前回は枯れ葉がパイプの口を塞いでいたが、今回はそんなこともないようだ。わずかしか無い水を少しでも取り入れようと。それでも、パイプいっぱいの水は流れない。かと言ってこの時期、雨が欲しいなんて言ったら、その雨はたちまち雪に変わるだろうし。雪かきも大変な重労働だ。なので、今の時期は雨を欲しがらない事が一番ですよね。ある水を有効に頂く程度で。その点、真木林道のゲート封鎖で湧き水が汲みに行けないことがこの山からの水を欲しいことにつながっている。ハマちゃんやちはるは水道の水は飲み慣れていない。そして我が家でも山の水を活用していて、もちろん沸かして飲むのだが。ポットにカルキによる石灰化したものはつかないし。しかも美味しい。まぁ冬のゲートが閉まってる間はこの山の水が重宝してるんです。そんな水源地の点検を終えて、山道を下ってくる時、木の枝に帽子が引っかかった。そしたら、あれれっその帽子が谷底に落ちていく。この帽子お兄ちゃんが農協からもらって僕にくれたものだ。さて谷に拾いに行くかしばし立ち止まってその転がってる帽子を眺め。「まぁこれから谷底まで拾いに行くのも大変なこと、ここはひとまづ諦めるかと未練を残しながら下ってきた。その、帽子を落とした近くには長年この谷を見てきた大木が立っていました。その大木をパチリ。それが今日の一枚です。そのバックは沢ですが、水は流れていないんです。いつもなら、水源にした水のあまりが流れているのですが、まさに「渇水」です。春から夏にかけては毎日雨ばかり。そして今度は一滴の雨も降らない秋から冬。おかしな天気です。一番の理想は南からの温かい湿った空気で日本列島をおおい雨を降らす。こうなって欲しいですよね〜毎日こうからっ風にさらされて、お〜寒の日曜日です。午後からふみちゃんの息子さんが来て車のオイル交換をしてくれると言う。

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