誕生会

 昨日は僕の22回目の誕生日。先日フミちゃんの誕生日の数日あとに部落のお姐さん方が日記を見て「フミちゃん誕生日を迎えたんだって〜」とお花やらいろいろなプレゼントを持って駆けつけてくれた。そんなこともあったので、昨日は日記を見て気を使ってもらうのも気が引けるし、ここは自分の誕生日ってことは一切なかったかのようにスルーして日記を書いた。そして実は昨日の午前中郵便屋さんが「お届け物です」と。見たら長男の嫁さんから誕生日プレゼントが。でもここは一切書かないでおこうと。フミちゃんからは昨夜「自分は仕事で買い物できないから、お金を出すからこれとこれを買ってきておいて」と、自分の誕生会を二人でこっそりするために。そして、準備万端、仕事から帰るフミちゃんを待った。そしたら、あれれれっ違う車が入ってきたぞ〜。今日のことは内緒にしてたのにどうしたんだろう〜と。そしたら、フミちゃんに僕の誕生日を聞いていたらしく、内緒で訪ねてきたらしい。しかも、お花やケーキ持参で。もう恐縮するやらびっくりするやら。そして、「家に帰っても待ってる人がいなかったらどうぞ一緒に夕食を食べていってください」とお願いした。いつもの年ならフミちゃんと静かに二人でこっそり終わる誕生会。でも今年は違った。大いに盛り上がり、このコロナ渦ではあるがこの山の中でちょっと気張って。しかも集まってきたのはおじさんおばさん。気心がしれてる人達で年寄り集まりの誕生会だ。72年生きてきて子どもたちに囲まれての誕生会はあったが熟年の誕生会になった。フミちゃんはうっかりよそ見して他の人の皿に盛ってあるサラダに手を付けて。「あらまぁ嫌だわ私ったら」と大笑い。そして、昨年の富士山にわらび採りに行ったときの話題に。「楽しかったね〜あの草原で、今年も一緒に行こうね〜」と。こんな時期だし、大草原で自然の恵を少しいただく。感染のことなぞ考えないで済むわらび採り。楽しみだね〜などなど。フミちゃんも二人っきりでこっそりやる誕生会より、こうして年寄が集まってやる誕生会は最高だね〜と。そんな誕生会の光景が今日の一枚です。今回は僕の誕生会。綺麗所の中に僕がいて「すみません、旦那さんは写真を撮ってください」とお願いしたものです。ケーキありお花があり。楽しい誕生会ありがとうございました。今度はお返しもしたいな〜

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