力を借りて

 先日の台風2号の影響で山の上から引いてる水がストップしていた。すると、前にこのハマイバを見に来た若い人が「鎌倉さん給水施設の水がストップして困ってるでしょう、しかも体調も良くないようなので僕が手伝いますから」とのお言葉をいただき、「それは助かる」と勇気づけられていた。だが、台風2号が過ぎ去った頃は体調が非常に悪く「こんな状態では山に登れないな」と判断。「できれば体調が回復した後お願いします」と今日を予定していたのだ。だが、昨日の予報では「今日は朝から雨でしょう」との事。今日しか無いのに困ったな〜と。だが多少の雨では今日のうちに修繕するしか無いなと。「少しの雨なら決行です」と連絡を入れた。そしたら今日は二人ぐらいで来ると思っていたらなんと6人で来ると連絡が。僕とすれば山の上まで給水施設の修理に行ってもらえると言うのでなにかお礼をと。「お昼くらいは準備しますから」と。そして予定通り10時ころに到着した。「せっかく来てもらったので雨が降る前に修繕に迎えますか」と。そしたら、6人の他犬も一匹。「とても犬は無理だと思いますので、そして崖をロープで登るところもありますから」と辞退をお願いしたがなんと全員が「みんなで行きます」との返事。さてさてどうなることやら。そして山を登りその崖のところに。最初は僕が。そしてまずは一人。そして次。犬と一緒に登るという。「いや、無理だと思うよ」との意見も聞かず強行突破。次はその息子さんが。ロープを持った息子さん「僕無理です」と辞退。次は大人だが「僕も辞退」との申告。「だったら、三人と犬で行くので他の人はハマイバに行って待っていて」と。体調が回復したとは言え先日まで寝てた僕。途中「先に行っていて」と僕は一休み。そんなこんなでようやくの事給水地に到着。すると先日の土砂降りで給水口が砂利で埋まってる状態に。少しづつその砂利を撤去。ようやくフィルターにしてある籠が顔を出した。ところがホースが下に少しづれてる。これも少しづつ砂利をどかし動かした。ここで一休み。だって、僕はフラフラしたんだもん「お願いします」と若い人たちに任せて。そして水を通した。すると勢いよくタンクのところで弾けてる。そして、ホースを全部つないで水を流した。そして電話「流れてる〜?」「あ、今流れ出した、更に勢いが強くなったよ〜」との報告。よしこれで帰れるな。家に帰ったら1時間の予定が二時間を経過。「じゃぁ少し待ってってね〜」とお昼を準備。そのお昼が終わったら「よし、今度は近くの沢の水を見に行こう」と。それはそれは疲れましたが若い人たちに手伝ってもらって給水施設を修繕し終わった。これでまたしばらくは山に行くこともないでしょう。ありがとね〜今日の一枚はそのお手伝いをしてくれた若者二人です。給水施設の現場での記念写真です。